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夫に堂々とせまる肉食女性たち…不倫相手から慰謝料を取れないアメリカ

妻帯者が家庭に入ってくる環境に慣れっこの子供たちも

 一連の出来事を日本人の友人に話すと「ちょっと話盛ってるでしょ?」なんて言われることもありますが、これは全部本当に起こった恐ろしいアメリカの不倫事情です。私だってできればこれがつくり話であって欲しいです!  後日、元夫に「浮気相手と家族ぐるみのお付き合いなんてよく平気でできるよね。まさか向こうの娘さんたちには独身だとか嘘ついているわけ?」と問い詰めたところ、「こちらの夫婦仲が崩壊しているってことで納得してくれている」と開き直って言われてしまいました……。 不倫と裁判 堂々とこんな行為ができるのは法律に守られているからに他ならず、その後、二人がいい仲になり妻バレしたとしても、慰謝料を要求されることはないから気楽なのでしょうね。  当時、あちらの娘さんは二人ともハイティーン。「娘が多感な時期に、妻帯者が家庭に入り込んで来ることを良しとする母親ってどうなのよ?」と疑問に思う私は日本的過ぎるのでしょうか?

「奥さんブスじゃん。私にしときなさいよ」

 浮気相手が慰謝料を請求される心配がないアメリカでは、肉食系女性・男性による被害があとを絶たず、実際に友人の夫も同じように同僚の女性に誘われた経験があるそうです。  その女性は「俺には愛する妻と娘がいるから」と断られたにも関わらず、彼のデスクの上に置いてある家族写真をチラ見して、「奥さんブスじゃん。私にしときなさいよ」と自信満々に言い放ったとか。 美女の誘惑 離婚大国であると同時に訴訟大国でもあるアメリカでは、なびかない同僚の異性に対してしつこく迫ればセクハラに問われる可能性もあるかもしれませんが、妻帯者に「私の方が美人」「私にしときなさいよ」と堂々と言える女性はハラスメントのことなど頭にないのかもしれません。  友人夫婦は今も円満ですが、うちの元夫は近づいてきた肉食女性に押し切られる形で(あるいは元夫の方からノリノリで?)シレっと不倫関係をスタート。2019年3月、私たち夫婦の離婚は成立しました。 ―私の国際離婚日記― <文/左近サクラ>
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