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レンジフード、窓、エアコン…大掃除で楽するためのコツ

 そろそろ「大掃除」の三文字が頭をよぎる頃になってきました。そこで、家事代行マッチングサービス「タスカジ」の中でも、熟練の掃除ワザで大人気のタスカジさん「みけままさん」に大掃除の疑問をぶつけてみました
大掃除テクニック

写真はイメージです(以下同じ)

見落としがちだけど、実は汚い場所

 大掃除が嫌な場所と言えば、どこを思い浮かべますか?  キッチンメーカーでおなじみクリナップが調査*したところ、「レンジフード・換気扇」が78%で1位に。「窓・網戸」が62%で2位、「エアコン」が56%で3位と続きました。  どこも間違いなく掃除が面倒な箇所ですね。数々の家を見てきたみけままさんの実感値としても、レンジフード・浴槽のエプロン内・洗濯機下(洗濯パン)・窓のレール・ベランダなどは、多くの人にとって「やっかいなところ」「普段全く手をつけてないところ」だそう。 「また、照明内・エアコンフィルター・24時間換気の換気口・浴室乾燥機などは、なかなか目線が上にいかないのでついつい見落としがちです」(みけままさん)  そんな嫌~な場所を手際よくきれいにする術を教えてもらいました(以下、みけままさん寄稿)。

レンジフード(換気扇)はつけ置き

 レンジフード(換気扇)は、つけ置きが一番早く簡単です。シンクに50℃から60℃のお湯を張って、つけ置き用洗剤(ワイドマジックリン、もしくは食洗機用洗剤)を多めに入れてよく溶かしてください。 換気扇 レンジフード フィルターや外したネジ(水切りネットに入れるとバラバラになりません)をつけて、お湯の温度が冷めないように上から45Lのゴミ袋などをフタがわりにするといいです。  ファンの部分は厚みがあるので上下入れ替えて交互につけるといいでしょう。この時、コンロの五徳、魚焼きグリルの網・トレーなども一緒につけると一石二鳥です。  黒い塗装のされているフィルターやアルミ素材のものは塗装がはがれたり変色することもあるので、ある程度汚れが緩んだら洗い流して取り出して下さい。また、お湯が冷めてしまうと油汚れが「再添着」してしまうので注意が必要です。

窓は、水拭きから拭き

 窓は、ガラスクリーナーなどをスプレーしてしまうと、モヤモヤした洗剤分がなかなか拭き取れません。水拭き⇒乾拭きだけで十分キレイになります。  水拭きは緩めに絞ったクロスで拭き、乾ききらないうちに乾拭きしてください。晴天の日よりも曇天の方が窓掃除にはオススメです。網戸は、使い古しの台所スポンジなどに濡らしたクロスを巻き付けて拭いていくと、クロスもよれずに簡単に拭けます。  窓のレールは濡らす前に、砂を払い落としたり、掃除機で吸ったりしてゴミを取り除いてください。そのあと汚れがひどければ洗剤を吹き付けて、濡らしたクロスに古歯ブラシを巻き付けて汚れこすり取っていくと早いです。

エアコン内部は業者に頼るべし

エアコン

フィルターを放置し過ぎて、交換したエアコン……

 エアコンは内部のお掃除は業者を使った方が安全かつすっきりキレイになります。  お手入れできるところは、フィルター。お掃除機能付きのエアコンは、まかせっきりにしていると大変なことになっているので、シーズンに1回はフィルターを外してお手入れしてください。ダストボックスのあるタイプはホコリがぎゅうぎゅうに詰まっているかもしれません。

洗濯機の裏側はハンディモップで

 洗濯機の下や裏側は、伸縮式のハンディモップが一番です。ホコリがたまっていて一回で埃だらけになってしまうので、取り替える寸前のもので行うといいでしょう。

大掃除がどうしても面倒なら玄関だけでも

 毎日出入りする場所がキレイになると、気持ちのいいもの。大掃除がどうしても面倒なら、お家の顔と言われる「玄関」だけでもキレイにしてはいかがでしょうか。クロスは1枚だけ用意して、汚れの軽いところから拭いていき、最後にたたきを拭いて捨てましょう。
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大掃除を避けるためのデイリーお掃除術
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