女性と同様に、男性も相手を見て一瞬のうちに、この女性は「自分に関係がある」「自分に関係がない」というふうに振り分けます。 　そして男性が1度、「自分に関係がない」ファイルに女性を振り分けてしまうと、その中から取り出される確率は、私たちが「ゴミ箱」ファイルに要らない文書を入れて取り出す確率と同じほどになりますので、まずはSansaさんが男性に、この「自分に関係ない」ファイルに入れられないようにしなければなりません。 　そのために私がアドバイスしているのは、「男性と同じ色、同じ形、同じ素材の服はなるべく避けること」ということです。つまり、婚活の場では、男性がよく着る黒やチャコールグレーは避ける、男性と同じようなジーンズとスニーカーも避ける、男性がよく着るTシャツやパーカーと同じ素材は避ける、ということです。これは相手にとって「自分と関係ある」存在として認識させるためです。 　また年齢が上がってくると、既婚者に見えてしまう可能性がありますので、それを避けるためにも、ウエストがわかるスタイルをするようにアドバイスしています。 　ウエストとヒップに差があるということは若い女性、そして妊娠していない女性のしるしなので、相手はパートナーになる可能性のある相手としてその女性を認識します。 　これらをすべて実行するのは難しいとしても、この比率を高めていけば、相手には結婚相手になりうる女性として認識されますので、婚活しようという場においては、上記のことに気を付けてください。 　婚活中の皆さんを観察したり、結婚願望のある男性にリサーチしたりして私がわかったのは、服装はあくまで最初のとっかかりであって、それ以上に発展するかどうかにおいては関係ない、ということです。 　一般的にモテない、婚活に向いてないと言われている服装をしていても、モテる人はモテますし、結婚する人は結婚します。 　Sansaさんもまずは自分にふさわしい相手がいそうな場所を見つけて、上記の点に注意しつつ、自分のキャラクターとはかけ離れていない服装で婚活をしてみてくださいね。健闘をお祈りいたします！ 【小林直子さんの過去記事】⇒花柄ワンピースで「女らしさ」をまとってみる。甘辛ミックスコーデをさけるワケは？ ＜文／小林直子＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】