花柄ワンピースで「女らしさ」をまとってみる。甘辛ミックスコーデをさけるワケは?
【モードをリアルに着る! Vol.64/小林直子】
エミリアウィックステッドはニュージーランド生まれ、セントラルセントマーチンズ出身の35歳のエミリア・ウィッックステッドが率いるブランド。
アレクサ・チャンやダッチェス・オブ・ケンブリッジ(キャサリン妃)やダッチェス・オブ・サセックス(メーガン妃)も着用するほどのエレガントでレディライクな服作りが特徴のブランドです。
花柄ワンピースで女らしさを見せたい場合、何はともあれ花柄ワンピースを手に入れましょう。とはいっても、実際はこんな明るい色の花柄ワンピースは日本ではたくさん売られていません。あるのはミセス売り場の暗いくすんだ色の花柄ばかりです。
もし日本で手に入らないなら、海外通販を探してみましょう。海外通販でしたら、明るい花柄ワンピースは数多く売られているので自分の好きなタイプを見つけやすいでしょう。最近は日本語サポートサービスがついている通販サイトも多いので、以前よりも簡単に注文できます。
さて、真冬に着るワンピース、素材はシルクかポリエステルがお勧めです。木綿や麻は少し寒いので真冬のうちはやめておきましょう。
麻素材を冬に着ても構わないかという質問を最近よくいただきますが、実際は、麻素材は1年じゅう着ても構わない素材です。けれども手触りのさらっと冷たい感じや暖かさからすると、真冬だけは避けたほうがいいかもしれません。
女性向けのファッション誌をながめてみると、その多くに「女らしい」であるとか「フェミニン」といった文字が躍っているのがわかります。世の中の女性たちは今もまだなお、「女らしい」スタイルがお好みのようです。 しかし実際、冬の街へ出て見ると、どうしたことでしょうか。多くの女性がジーンズとダウンジャケットというように、男性と同じような服を着ています。 服の形だけではありません、特に冬は黒、グレー、ネイビーと、メンズの売り場で買ったと言われてもおかしくないほど、女も男も同じ色。女性誌で見るほどに「女らしい」と「フェミニン」はちまたには溢(あふ)れていません。 さて、「女らしい」とは何を示すかということは世界じゅうで議論の対象となっているテーマであり、ただ1つの答えがあるわけではありません。ただし、ファッションの世界において「女らしい服」とは、端的に言って「男性が着ない服」のことだと考えればいいでしょう。 普通の男なら絶対に着ないものはなんだろうかと考えたときに真っ先に思い浮かぶのは花柄のワンピースです。
エミリアウィックステッドの明るい白が基調の花柄ワンピース
明るい白が基調のシンプルな花柄ワンピースは女らしさ全開です。色、柄、形、どれもほとんどの男性とは無縁なものばかり。女らしさを表現したい方にはまさにうってつけ。 しかも実際に着ている人もほとんどいません。
花柄ワンピース、明るい色を見つけたければ海外通販も
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