Fashion

花柄ワンピースで「女らしさ」をまとってみる。甘辛ミックスコーデをさけるワケは?

柄に使われている色で全体をコーディネート

 明るい色の花柄ワンピースを手に入れたら、次にコーディネートです。テーマは「女らしさ」ですから、なるべく男性が着ないような色や形のものと組み合わせていきましょう。  柄物の基本は「その柄に使われている色で全体をコーディネート」なので、例えば選んだ花柄が白、赤、黄色、水色でしたら、その4色内でなるべくそろえましょう。明るい色の場合はなかなか靴やバッグまで色をそろえるのは難しいので、靴とバッグはダークな色合いでもいいでしょう。
花柄ワンピース

ワンピースの柄に使われている色で全体をコーディネートしよう ※画像:WEAR

 シルクやポリエステルのワンピースは上からセーターを着たり、カーディガンを羽織ることによって真冬にも着られます。  足元はロングブーツでもいいですし、カラータイツや厚手のウール混のタイツでもいいでしょう。パーティーや結婚式の二次会のときは、タイツやブーツはやめて、ナチュラルストッキングにサンダルかパンプスにしてください。
花柄ワンピース

上からカーディガンを羽織ることによって真冬でも着られる ※画像:WEAR

「甘辛ミックス」は避けて

 テーマを「女らしさ」にするときは、よくある花柄ワンピースに革のライダースを組み合わせる「甘辛ミックス」は避けて。  女性しか着ないようなフェイクファーのコートや、フィット&フレアのシルエットのウールのコートもいいでしょう。ダウンコートを選ぶ場合でも、なるべく明るい色を選びましょう。
花柄ワンピース

女性しか着ないようなアウターを選ぼう ※画像:WEAR

 アクセサリーをつける場合も、やはり男性が選ばないような形と色、例えばパールや、きらきら光るラインストーンのものなどを選ぶといいでしょう。間違ってもクールなイメージのシルバーのジュエリーはしないように。
花柄ワンピース

アクセサリーも男性が選ばないような形と色のアイテムを ※画像:WEAR

あえて「女らしさ」をまとってみる日があっても楽しい

 服の形や色にはたくさんのバラエティがあるのに、実際には多くの人が同じようなものを選んでいます。特に最近はグレーと黒、ネイビーのジーンズ、パンツ、セーター、コートという女性がふえてきています。  すべての女性が「女らしさ」を選ぶ必要があるとは思いませんが、それをあえて選んでみるのもファッションの楽しさの1つです。
花柄ワンピース

日差しが明るくなる今、明るい色の花柄ワンピースで、「女らしさ」をまとってみて ※画像:WEAR

 立春に向かって日差しが明るくなる今、明るい色の花柄ワンピースで、「女らしさ」をまとうと自分がどう感じるのか、周囲はどんな反応をするのか、試してみるのも一興かと思います。 <文/小林直子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
小林直子
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。著書『わたし史上最高のおしゃれになる!』など。
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