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イマイチな結婚式場を見分ける、3つの要注意ポイント

 こんにちは。おまみこと、長谷川真美です。6年のウェディングプランナーの経験を経て、式場専門のコンサルタント、プランナー養成講座の主催、フリーランスのウェディングプランナーをしています。
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写真はイメージです(以下同じ)

 年始から2月いっぱいまで、ブライダル業界は受注の繁忙期を迎えます。「ウェディングプランナーって夏とか冬って暇なんじゃないの?」と思われがちですが、夏はお盆休みに、冬はお正月休みに、お互いの実家に挨拶に向かい、そのまま式場の見学に向かうカップルも多いため、実は1年を通して忙しい時期が続きます。今回は、この冬、式場見学に行こうかな、と思われているカップル必見の「こんな式場には要注意!」をお届けします。

①予約確定の連絡がきちんとこない

 最近では、ほとんどがウェブ上から見学の予約ができますが、その際に一旦自動返信メールが送られてくる場合が多くあります。これは、「来館予約の連絡が届きましたよ。予約の確定は、改めて連絡しますよ。」というお知らせです。予約の確定についてはメールと電話で両方行う式場が丁寧な印象です。  もちろん、お客様によっては電話に出られないタイミングもあるでしょうから、その場合は無理に電話に出なくても大丈夫ですが、電話もメールもなく、自動返信メールしか届かない式場に関しては、注意が必要です。  きちんと予約ができているかどうかわかりませんし、数日経っても連絡がないようであれば、こちらから予約が取れているかどうか、確認するようにしてください。

②予約したのに、式場の準備が整ってない

 見学予約をして訪問したにも関わらず、チャペルや披露宴会場の空調や照明が点いていない、BGMが流れていない、などの式場も注意が必要です。このような状況は、人手不足が背景としてありますが、サービススタッフと連携が取れていない場合も非常に多いです。  見学に関しては、事前予約制の式場がほとんどですが、たとえ予約なしに訪問したとしても、アンケート記入の間に、式場内の準備は整えることができます。もし案内中に、おふたりの前で接客プランナーが照明や空調を点けるなどがあれば、結婚式当日も人手不足や、サービススタッフと連携が取れずに、十分なおもてなしができない可能性が出てくるので、しっかりとチェックするようにしてください。

③突然、急激な値下げをしてくる

 そして、式場決定にあたり、大切な要素となる見積書についても注意が必要です。結婚式が終わってからも生活は続くわけですから、予算面はとても重要。それでも、予算だけが理由で決める方は、実際には意外と少ないものです。式場の雰囲気や接客プランナーの提案、理想としていた演出、美味しいお料理など、決定にいたる理由はカップルによって様々。 結婚式場 教会 にも関わらず、「安くすれば決めるでしょ」と言わんばかりに、突然何の前触れもなく見積書の金額が大幅に安くなることがあれば、それは要注意です。カップルが「とても気に入っている、でも、あとは予算が……」という状況であれば、おふたりの背中を押すきっかけにはなりますが、そんな状況でもないのに、突然安く見積書を提示されても困惑するだけです。  そのような提示をしてくる式場は、お客様ではなく、プランナー自身が営業成績を気にしているという裏返しでもあるので、注意が必要です。いくら安くなったとしても、式場自体の雰囲気やプランナーの提案に納得していなければ、当然ですが契約する必要はありません。  結婚式の準備は、式場見学から始まります。この式場見学も、言ってしまえば「一生に一度」。後悔することがないように、納得のいく式場選びをしてくださいね。みなさんにとっての運命の式場との出会いがあることを願っています。 <文/長谷川真美>
長谷川真美
株式会社OMエンタープライズ代表。ウェディングプランナー、式場専門コンサルタントを経て経営コンサルタントに。プランナー育成塾「おまみ塾」、オンラインサロン「ライフキャリア研究所-It's up to you」主宰。起業女子に向けたブログを運営。Instagram:@om_enterprise.0222、Twitter:@omenterprise
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