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仕事も結婚もしない37歳女性。高齢母にもらう“お小遣い生活”の実情とは

旅行は、親と彼氏のお金で…

 そしてつい最近、名古屋に住む真希さんの元に突然サヤカさんから連絡がきたといいます。
久しぶり連絡がくるも、相変わらずの様子

実際にサヤカさんから来たLINE

「今度、名古屋に1週間ほど遊びに行くから会おうと言われたんです。久しぶりに会ったサヤカは全然変わっていなくて、今も仕事はしていないと言っていました。さらに名古屋でどこに泊まっているのか聞くと友達のところだとも。1週間も友達のところに泊まったら迷惑じゃないの?と言うと『友達なんだからそんな風には思わないでしょ』と、何とも悪気のない回答が……。  さらに、名古屋旅行のお金の出どころを聞いてみると、親と彼氏に出してもらったというんです。サヤカのご両親ってもう70歳近いし、もしかしたら泊めてくれる友人のことといい、この子は周りに依存して助けてもらって当たり前だと思っているのかな?と思いましたね……」  彼氏がいて旅行にもいけるのだから、幸いサヤカさんは深刻な「ひきこもり」ではなく、社会復帰の希望がありそうです。ただ、本人にはその意思はないようでーー。

親のお金で海外旅行する気満々

 真希さんが引いたのはそれだけではありません。 親のお金で海外旅行する気満々「サヤカは昔から洋楽アーティストが好きだったんですが、『今度、海外のライブに一緒に行こうよ!』と誘われたんです。私が少し嫌味っぽく『そんなの行くお金ないよ~』というと『同じアーティストのファンの子が泊めてくれるから大丈夫だよ!』と言っていました。  ホテル代はともかく、そこまでの飛行機代はどこから出るの?!と思いましたね……。しかも、どうして仕事しないの?と聞くと『まだ、たまに鬱っぽいから無理なんだよね』と言うんです。正直もう、本当かどうかは分かりませんよね……」  そんなサヤカさんも、もう37歳。真希さんが知る限り、サヤカさんは1度も就職も1人暮らしもしたことがないといいます。「サヤカよりもご両親のことが心配」と真希さんは懸念します。  ちなみにサヤカさんには結婚願望はないようで、今の彼とも結婚する気はなさそうだといいます。20歳の頃の失恋を理由に、いまだに働かないサヤカさん。海外旅行したいという活力があるだけ、まだまだ希望は持てるように思えるのですがーー。  働いてなく、求職活動もしておらず、独身で家事もしていない「非求職無業者」は、2017年、35-49歳で60万6000人にのぼります(独立行政法人労働政策研究・研修機構「資料シリーズ No.217 若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③)。その親世代が亡くなる時期に突入すると、彼・彼女たちはどうなってしまうのでしょうか。「甘え」では片付けられない、社会問題なのです。 <文/結城> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
結城
男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer
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