♂&♀

同棲中の彼を誘うと「眠いから」と断られます…|性活相談

AV男優・森林原人の性活相談 第169回】

彼とのHの回数を増やしたいです

彼とのHの回数を増やしたいです

写真はイメージです(以下同)

相談者:匿名・30代・独身  彼と同棲して1年になります。一緒に暮らす前は、週1回もしくは2週間に1回ほど夜の生活がありました。それで満足していました。今は1ヶ月に1~2回で、わたしから誘ってばかりです。  ハグやキスは毎日ありますが、誘うと「眠いから」と断られることが多くなりました(彼は夜勤のある仕事をしています)。彼にセックスがしたいからセフレを作りたいという勇気もありません。一緒に住む前に浮気したら絶対に別れるとも言われています。  彼とのセックスの回数を増やすことはあきらめるしかないのでしょうか。よろしければご回答よろしくお願いいたします。

森林の回答

 彼がしてくれないからセフレを作りたいという発想が湧くので、あなたが抱えているのは恋愛感情ではなく性欲です。恋愛感情は、その感情が特定の相手に向かいますので代わりがききません。一方性欲は、その欲を満たしてくれる相手ならある程度誰でもいいので代わりがききます。まずこの点を自覚してください。そうしないと、彼に対して恋愛感情のふりして性欲をぶつけてしまうので問題がこんがらかってしまいます。 森林の回答 あなたが抱えているのは性欲です 自分が持っているのが恋心ではなく欲望だと認めるのは、女性にはなかなか難しいでしょう。どうしても、ロマンチックに綺麗な物語として捉えたがってしまうので。でもこの際、思いきって開き直りましょう。だって、女性が純粋な性欲を持ったって当然良いわけで、性欲を持つ女性を下品だとか頭がおかしいと考えるのは時代遅れもいいとこです。  さらに言えば、男性全てが性欲を持つというのも勘違いです。性欲の強い女性もいれば弱い男性もいる。強いと思っていた人が歳をとり弱くなることもあるしその逆もある。要するに性欲は欲望の一種ですから、常に変化し、その量で人格を決定する事は出来ないのです。  僕は欲望や感情をちゃんと認め、それをどう表現するのかの部分にだけ思考的コントロールが及べば良いと考えます。だから、性欲を満たしたいあなたを全面的に応援します。さぁ、性欲を満たす方法を考えていきましょう。

同棲カップルの宿命です

同棲カップルの宿命です 彼がセックスしなくなった理由は、おそらく一緒に暮らすようになりあなたの存在が日常になってしまい希少価値が下がったからです。日常的に見るあなたの肉体は好奇心をかきたてることもないし、触れたときの感動も以前ほどありません。これは一緒に暮らすカップルの宿命です。決してあなたの魅力や努力が足りないとか、彼があなたに対して愛情を失ったというわけではありません。  性欲をかきたてるアプローチの方法は大きく2つあり、脳内の興奮を引き起こすか、肉体的刺激でHモードのスイッチを入れるかです。夜勤で疲れている彼は、どちらのアプローチも効果が出ない状態です。残念ですが八方塞がりです。  性欲を発揮するには、健康で元気な体でなければなりません。女性が思う以上に〈勃起→射精〉の一連の行為は疲れます。運動量としては大したことないのですが、頭の切り替えや集中力を要します。心身のいずれかが疲れていると、その回復を優先したいので後回しにならざるを得ません。

キスやハグをするのは大切な存在だから

彼の心が離れたわけではありません でも彼はあなたを不要だとしているわけではありません。性欲処理の欲求は後回しにされていますが、触れ合いで癒されたいという欲求はあなたに向かっており、今の彼にとってあなたは生きていく上で大切な存在になっています。それはそれで嬉しいけど、やっぱり性器を使ったセックスもしたいと思ってのこの相談メールでしょう。わかってます。  繰り返しになりますが、あなたの欲求はとても自然なものです。それを確認した上で理解して欲しいのは、求める行為が達成されることと、関係性が深まり絆が強くなっていくのは別の話です。物理的な体のつながりか、精神的な心のつながりかです。  あなたは体は寂しかったり満ち足りなくても、心まで寂しくなることのない状況です。結構恵まれている方だと思います。もちろん両方満たされるのが最高ですが、どちらか一方だけあればなんとかやっていけるものです。片方を手にしている幸せを大切にすることも忘れずにいないと、それすらも失います。
次のページ 
解決策は3つあります
1
2
Cxense Recommend widget
イケるSEX

女子SPA!の人気連載「AV男優・森林原人の性活相談」が書籍化!
経験人数10,000人超のトップ男優である森林原人が、セックスに悩める一般女性の質問に愛をもって答える。「イク感覚がわからない」「彼がゴムを付けてくれない」「“30代処女”は重い?」etc.

あなたにおすすめ