ナプキンいらずの生理ショーツをぶっちゃけレポート。ニオイやモレは…
生理用品の進化がめまぐるしい昨今ですが、なんと最近では「履くだけ」のパンツも出ているんです……! 最近Twitterでも話題の「ムーンパンツ」を履いて見たので、そちらのレポをしていきます。

台湾で生まれた、漏れない・蒸れない・におわない、ナプキン2~3枚分の液体を吸収してくれるショーツです。特徴としては、機能素材が4層になっているので、生理の時に普通のショーツと同じように履くことができるというところ。これが本当なら、もうナプキンを買わなくていいので環境に優しいし結果的に見るとお財布にも優しいですよね。
私は普段の採寸ではMサイズですが、ものによってはLサイズを選ぶタイプです。今回のムーンパンツも、あまり伸縮性がなさそうだと考えてLサイズにしました!
実際履いてみると、テープ仕様になっているウエストや鼠蹊部(そけいぶ:左右の大腿の付け根部分)はあまり伸びない(漏れ防止だと思われます)ものの、他の部分はとってもよく伸びます! Lサイズを購入してよかったと思いますが、全体的にはきつ過ぎるということはなく、とっても履きやすいのがよかったです。
ですが、最初はどうしても鼠蹊(そけい)部の締め付けが気になる……。でもナイト用なので、ゆるいよりは安心して眠れました。
漏れませんでした! 経血の量が多く、寝るときも寝相がそんなに良くないので心配でしたが、朝起きてみても「生理終わった??」と感じるほどクロッチ部分はサラサラ。しっかり吸収してくれているようでした。
クロッチ部分が黒いのでどれくらいの経血量かがわかりにくいのは難点でしたが、経血分少し重くなっていました。その後も継続して履いてみて、「そんなに経血出ていなかったような……」と思っていましたが、洗濯してみると予想以上に血が出てきたので吸水性はとても高いようです。
洗濯機で洗えます! でもその前に、セスキ炭酸ソーダを溶かしたお水に15分ほど浸けて、軽くすすいでネットに入れてあげましょう。手洗いでも大丈夫でした。
しかも乾くのがとても早い。一晩である程度乾いて、少し乾燥機にかければすぐに乾くので、2枚あればローテーションしやすいです。
クロッチの部分ですが、抗菌防臭加工をされています。においもなかったので、ここでもまた「生理終わった?」と錯覚してしまいました。
<メリット>
・履くだけなので楽
・環境に優しい(ゴミが出ない)
・蒸れないので快適
月経カップ(ムーンカップともいう。膣の中に入れるカップ)など、少しでもゴミを減らしていく方向になってきている国が増える中、日本はまだナプキンユーザーがまだ多いです。とはいえ、月経カップはどうしても抵抗感がありますよね。
そんな方には、こちらのムーンパンツは挑戦しやすいです。
<デメリット>
・初期費用がかかる
・鼠蹊部の締め付けが気になる場合がある
1枚が4800円~なので、最初に数枚揃えると値段が高くなってしまいます。でも買ってしまえばあとはショーツがダメになるまで使えるので、コスパはいいと思います。そして気になるのが鼠蹊部。漏れないためとはわかっていても、少し締め付けを感じるので普段から締め付けが苦手な方は気になるかもしれません。
【参考記事】⇒ナプキンはいらない?経血を吸収する生理ショーツを試してみた
<文・イラスト/ちーちょろす>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】

そもそもムーンパンツとは
ぶっちゃけムーンパンツの履き心地は
実際履いてみると、テープ仕様になっているウエストや鼠蹊部(そけいぶ:左右の大腿の付け根部分)はあまり伸びない(漏れ防止だと思われます)ものの、他の部分はとってもよく伸びます! Lサイズを購入してよかったと思いますが、全体的にはきつ過ぎるということはなく、とっても履きやすいのがよかったです。
ですが、最初はどうしても鼠蹊(そけい)部の締め付けが気になる……。でもナイト用なので、ゆるいよりは安心して眠れました。
ムーンパンツは漏れなかった
お洗濯方法は……
本当ににおわないのか
ムーンパンツのメリット・デメリット

(左)ムーンパンツ デイタイム ヌード 4,800円(以下、税込み)
(中央)ムーンパンツ デイタイム ブラックレース 4,800円
(右)ムーンパンツ ヘビー&ナイト ブラック 5,000円
(画像:ムーンパンツ公式サイトより)


