結婚式で後悔しないドレスショップは”ドリンクメニュー”から違う
こんにちは。おまみこと、長谷川真美です。6年のウェディングプランナーの経験を経て、式場専門のコンサルタント、プランナー養成講座の主催、フリーランスのウェディングプランナーをしています。
ウェディングドレスを選ぶのは、どの女性にとっても憧れの瞬間です。見慣れている私たちウェディングプランナーでさえ、ドレスショップに足を運ぶ際はテンションが上がりますので、普段、ドレスに接することのないお客様にとったら、それは至福の時間であることは間違いありません。とはいえ、たくさんあるドレスショップ。普段、慣れ親しんでいないプレ花嫁がいいドレスショップだと判断するには何をチェックすればいいのか、今回はいいドレスショップを見極めるポイントをお届けします。
ドレスショップでは、いちばんの「推しドレス」をお客様の目につきやすいところに飾っていることが多いです。お店に入った瞬間に「きれい!」、「すてき!」と思わず言ってしまうようなディスプレイがされているかどうかは、大きなポイントです。その他、ドレスといっしょにディスプレイされているアクセサリーやシューズも、ワクワクするようなセンスのあるものかどうかも大切です。
そして、ショップ内では、アンケート用紙の記入から始まりますが、そのときに出されるドリンクのメニューもよく見てみてください。ウーロン茶やオレンジジュースだけではなく、ルイボスティーやアップルジンジャーなど、こだわりが感じられたり、出されるカップやグラスもセンスのあるものかどうか……も要チェックですよ。
ドレスショップは、フィッティングルームに入る際、スリッパに履き替えることがほとんどです。小さなことですが、そのスリッパが汚れていたり、臭いがついていると、当然のことながらげんなりしてしまいます。
「そんなドレスショップあるの?」と思うかもしれませんが、そのような小さなことにも配慮がないショップは、お客様への配慮も行き届いていない可能性が高く注意が必要です。
また、繊細な生地のドレスを多く取り扱っているショップは、何度もクリーニングすることはできないので、数回でレンタルを終了します。それだけ質にこだわっているということですが、反対に、化学繊維を多く使っている生地は、クリーニングに強いため、何度もクリーニングされます。
ただ、やはり黄ばみや、知らない間についてしまったシミ汚れは、完全に除去できないため、慣れていない人でもすぐにわかります。そのようなドレスを数点でも見つけたら、そのショップでは借りない方が賢明です。
スタッフとの相性も当然大切です。自分では選ぶことがない、でも、身に付けてみたら、とても似合った……というようなアイテムを提案してくれるスタッフと出会えることがいちばんいいと思います。また、選んだ式場の雰囲気に合うドレスを薦めてくれることも大切です。そのため、ドレスの知識だけではなく、様々な式場についても熟知しているスタッフがいいスタッフと言えるでしょう。
ただ、ドレスだけではなく、アクセサリーやシューズにも好みはありますから、あまりにも好みとも合わず、似合うかどうかも微妙なアイテムを薦められるようであれば、遠慮なく伝えて、担当の変更を申し出てもいいと思います。
ウェディングドレスは、一生に一度の晴れ舞台には欠かせない、とても大切なアイテムですが、普段から慣れ親しんでいないと、ショップスタッフに言われるがままに「こういうものなのか……」と思いがちです。一生に一度だからこそ、絶対に後悔することがないように、妥協することなく、選んでくださいね。すてきな一着に出会えることを願っています。
<文/長谷川真美>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】

最も目立つドレスや小物、店内のセンスがいいか
フィッティングルームのスリッパが汚れている

黄ばみやシミのついているドレスが数点でもある
ドレスの知識だけでなく、式場の知識もあるか

長谷川真美
株式会社OMエンタープライズ代表。ウェディングプランナー、式場専門コンサルタントを経て経営コンサルタントに。プランナー育成塾「おまみ塾」、オンラインサロン「ライフキャリア研究所-It's up to you」主宰。起業女子に向けたブログを運営。Instagram:@om_enterprise.0222、Twitter:@omenterprise