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なぜ?家にまっすぐ帰る“帰宅部”な人たちの胸の内

<みきーるの女子マインド学>  立春も過ぎ、春からの新生活に思いを馳せる人も多いと思います。新しい環境で話題にのぼりやすいのは、“あなたがどんな人か”ということ。今回は、そんな生き様(?!)に関するお悩みをいただきました。

帰宅部って言うと不思議がられます

帰宅部って言うと変に注目される

写真はイメージです(以下同)

「先日、職場で“学生時代、何部だったか?”という話になりました。私が帰宅部だったと言うと、“えっ!部活もやらないで、何が楽しかったの?”、“就活のとき、困らなかった?”などと言われたのですが、帰宅部って、そんなにおかしいことでしょうか?」(ナツミさん・26歳)  帰宅部は、“部活動の隠れキャラ”ともいうべき存在です。かくいう私も帰宅部だったので、ナツミさんのように「何が楽しいの?」と言われたこともありますし、このあたりの質問を浴びるのは、“帰宅部あるある”と言えましょう。  言った人は、「なぜ、あんな楽しいことをしなかったんだろう?」と本当に疑問だったのでしょうし、深い意味はなかったのだと思います。でも、なんとなく“かわいそう”なイメージを持たれるのもナンですよね。  せっかくなので、この「なぜ?」にお答えすべく、かつて帰宅部員だったみなさんに“帰宅部だったワケ”を訊いてみました。

ひとりで成立する趣味があった

 私はコレなのですが、まず多いのが、文章を書く、マンガやイラストを描く、映画を観る、ランニングをするなど、「“ひとりでも成立する趣味”があり、マイペースで楽しみたかったから」という理由です。 帰宅部 サークルに入らずとも気ままにソロキャンプを楽しむ『ゆるキャン△』のリンちゃんみたいな感じでしょうか。

バイトと恋に燃えていた

「高校時代、お小遣いをもらえなかったので、バイトをしてまかなっていました。そのうちバイト先のリーダーを好きになり、入れられるだけシフトを入れ、放課後はダッシュで通ってました」(リカさん・29歳)  部活でなく、他所に青春があったケースです。お小遣いは必要だし、恋にまさるモチベーションはなし。バイト先に好きな人がいようものなら、“学校で部活”どころじゃありませんよね!

早く帰ってゴロゴロしたかった

「立派な理由はひとつもないんですが、当時は家が好きだったし、学校はストレスがたまりました。とにかく一刻も早く帰って、お菓子を食べながらマンガやゲームをし、体力を回復してました。昼寝もよくしましたよ」(ヨウコさん・31歳)  ヨウコさんは他の人より通学時間が長かったそうです。無理せずゆったり過ごし、明日への活力を養うのも帰宅部の醍醐味。一眠りすれば、ちょっとしたイヤなことも忘れることができたとか。
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部活の謎ルールがイヤだった
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