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人気子役が告白「13歳のとき大人にストーカーされた」

 幼いときから子役として活動し、17歳になったいまではすっかり美少年に成長したフィン・ヴォルフハルト。Netflixの人気シリーズや話題の映画に続々出演し、人気とギャラはうなぎのぼり、いま注目を集める若手俳優だ。  そんなフィンがこのたび、13歳の時にストーカー被害に遭ったことを告白、人気子役の苦悩をにじませた。

子供の後をつけるなんてやめてよ

フィン・ヴォルフハルト

フィン・ヴォルフハルト

 2002年にカナダで生まれ、2013年公開の短編映画で子役デビューしたフィン。その後、テレビシリーズに出演するようになり、2016年からNetflixで配信が開始されたオリジナル作品『ストレンジャー・シングス 未知の世界』にマイク役として出演し、大ブレーク。  さらに、2017年公開のホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』で長編映画デビューを果たし、近年は映画でもめざましい活躍をみせている。  しかし、有名になったことで、ときには望ましくない事態に遭遇することもあるようだ。このたびマスターマインド誌に登場したフィンは、帰宅している際に大人のファン達に後をつけられた経験があることを明かした。
13歳の時、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の撮影中、家に帰る時に大人が何人か後をつけてきたんだ。『ストレンジャー・シングス』がちょうど放送されたところで、僕は一人だった。僕が早歩きしたら、彼らも早歩きしてきたから、家の入口に着いた時にはちょっと怖くなったよ。それで突然、『ちょっと、セルフィー撮ってくれない?』って声をかけてきたから、『ダメだよ、セルフィーなんて撮らない! 子供の後をつけるなんてやめてよ』って答えたよ」  それだけでなく、フィンは他にもストーカー被害の経験があるという。 「タクシーに乗っていて後をつけられたこともある。タクシーから降りた後もその人には迷惑したね」  2017年にはファンなどに対し、自分を含め、若い子役俳優たちを悩ませるような行動を慎んでほしいとSNSで配慮を求めたフィン。  しかしその後も、ファンからサインを求められた際に断ったことで、「礼儀知らず」と非難を受けたこともあった。  また俳優業のかたわら、バンドを組んで音楽活動もしているフィンだが、ライブを中止せざるを得なかったこともあるそうだ。熱狂的なファンが押し寄せ、危険だったからだという。 「みんなが詰めよってくるからライブを止めなきゃいけなかったんだ」

抜群の知名度と高額ギャラ。しかし失うものも多い

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』といった話題作に続々と出演していることで、ギャラが高騰中といわれているフィン。『ストレンジャー・シングス』では1話につき、なんと約25万米ドル(約2500万円)ものギャラが支払われることも明るみになり、世間を驚かせた。10代でそんなに稼げるなんて、一般人からすればうらやましい話ではあるが……。
 けれども、今回フィンが自ら語ったように、一部の心ない人々による行動に苦しめられることもあるうえ、安全を脅かされる経験をすることも多い。  実はフィン、2017年に所属していたエージェンシーとの関係を解消したが、これは過去にエージェントから性的虐待を受けていたことが理由だったといわれている。  またあるときには、20代後半の女性モデルが、SNSにフィンの写真と「4年後に連絡して」というメッセージを投稿し、公開ナンパ。本人からすれば、軽い気持ちでお気に入りの子役俳優にアプローチしただけかもしれないが、これが「未成年を性の対象にしている」「不謹慎」などと大炎上した。  人気や高額なギャラと引き換えに、人々の好奇の目にさらされ、プライバシーや安全な生活が失われることも多い子役俳優。けれども、彼らが役者であると同時に、子供として守られるべき存在であることも留意しておきたい。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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