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夫婦で年収230万プラス。趣味の旅行をしながら、節税にもなる副業って?

 マイナス成長が続く日本。もはや、単身で老後までの資金を稼ぎ続けるのは苦しい状況に。その中で注目されつつあるのが、協力して副業で稼ぐ夫婦たちの存在だ。最新の「夫婦で稼ぐ」事情を徹底取材! 一家団結で令和を生き抜く新たな稼ぎ方に迫る。 ●夫(25歳)/アミューズメント企業社員【本業年収】400万円 ◎副業:トラベルライター【副業年収】130万円 ●妻(28歳)/アミューズメント企業社員【本業年収】400万円 ◎副業:トラベルライター【副業年収】100万円

趣味の旅行ブログから始まった副業

夫婦で稼ぐ!

交際1か月でスピード婚約したという「いちまろ夫婦」。行動力の高さがうかがえるエピソードだ

「職場で知り合った妻とは、お互い旅行好きということで意気投合しました。新婚旅行はギリシャのサントリーニ島に行ったのですが、憧れていた青と白の世界を目の当たりにして圧倒されましたね」  そうハネムーンを回顧するのは、共通の趣味である旅行を題材に、トラベルライターとして副業に励む「いちまろ夫婦」の夫・いちまろさんだ。夫婦ともにテーマパークに勤務しており、いちまろさんはアルバイトのマネジメントなどに携わっている。もともと夫婦の思い出を記録するために運営していた趣味の共同ブログが、収益を生むまでにはそれなりの時間を要した。 「最初は広告を貼っても、ひと月数百円程度の収益。時給で換算したら悲惨な状況でしたね。それでも継続できたのは、好きな旅行がテーマだったからです。コツコツと記事の投稿を続け、ストックを増やすことに専念した結果、半年後にはアフィリエイトでの収益が月1万円を突破しました」  同時にブログ記事を実績としてアピールし、夫が旅情報サイトのライターとしても活動。現在はブログと合わせて、月に20万円近い副収入を得るまでになった。

副業のおかげで節税も!

「副業の稼ぎがあるおかげで、旅費を捻出しやすくなりました。旅先での体験をコンテツにすれば、これがまた収入に繋がります」と、副業が生み出す好循環にホクホク顔だ。ほかにも旅好きがブログやライターをやる利点があるという。 「旅先のレストランで食事したら、その体験をグルメ記事にすれば、食事代が経費となります。旅行を楽しみながら、経費で節税でき、原稿料までもらえるのです」  旅とライターの相性の良さは抜群、まさに一石三鳥だ。 「近々、フィリピンのボラカイ島に二人で行ってきます。バリに雰囲気が近い穴場リゾートなのですが、まだ日本人に馴染みがありません。だからネットでも情報が不足していて、そういったリゾートでの体験を発信すれば、検索需要が見込めます」  ハワイのような定番よりも、ニッチな場所を攻めるのが、副業トラベルのコツだと明かす。夫はライター、妻はブログ管理と夫婦の役割分担が明確だから、家事分担や、副業の時間捻出もしやすい。 「帰宅後の時間だけでなく、朝の細切れ時間も執筆準備にあてるようにしています。休みの日にまとめて副業の時間を取るので、作業効率を上げるための仕込みですね」  副業に取り組むのであれば、時間の切り売りよりも、ストックが利くものがおすすめだという。 「仕事後のアルバイトも考えましたが、やはり仕事や家庭に支障が出ます。副業が原因で家庭不和になるのは本末転倒。二人で楽しめる分野でやればお互いの理解も得やすい。個人で旅行情報を発信している人はたくさんいるけど、夫婦でとなるとまだ少数。それだけにキャラが立つと思うので、僕らの強みにしています。将来は40歳までに本業をやめても経済的に独立できる、いわゆる『FIRE(Financial Independence,Retire Early)』を目指してます。それには、月に30万円の収入は必要なので、米国高配当株の積み立て投資や不動産投資にも挑戦中です」  趣味も資産形成にもアクティブな二人の旅は続く。 ―夫婦で稼ぐ!― <取材・文/週刊SPA!編集部>
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