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目のハンデも愛猫の個性。桃ちゃんは我が家の宝物

フェレットや同居猫たちに囲まれる賑やかな日々

 そんな桃ちゃんは、4匹の同居猫や2匹のフェレットとの共同生活を満喫中。物心ついた頃から様々な動物と家族・兄弟のように暮らしてきた@2oniTomoさんにとって、異種動物と共生することはごく自然なことだったよう。猫たちとフェレットたちはとても仲が良く、寄り添い合って眠ることもあります。
「お迎えした後は各々のクセや性格を把握し、むやみに間に入らないようにしました。放置ではなく、どう動くか見る。いつでも間に入ると不在時に心配なので、私がいる時に素を出してもらい、悪いことはしっかり教えました。」

個性をありのまま受け入れてほしい

 こうした配慮をした結果、年上の子が下の子に優しく教育をするようになり、@2oniTomoさんの出番はほぼなくなったのだそう。そして、同居猫やフェレットたちは桃ちゃんや他の個性を持つ子に対しても平等に接し、ありのままを受け入れているようです。  こうした動物たちの姿勢は、私たちが見習うべき鑑だとも言えそうです。 「私も未だに色々考えちゃう時がありますが、これを読んで下さっている方で、もしいつか何かが他の子と違う猫を保護する機会があったら、治療後は深く考えないで楽しく過ごしてほしいです。そして、個性のある子を見慣れていなくて、きっとドキっとしてしまう方もいるかもしれませんが、それは普通のことなので何も思いません。ただ、可哀想ではなく、個性的な猫として見て頂けたら嬉しいです。」  様々な光景をオンリーワンな目で見てきた、桃子ちゃん。その瞳にはこれからも、優しい世界が映し出されていてほしいものです。 <文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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