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春ドラマ3選。千葉雄大の貴族姿に『猫村さん』の松重豊で笑いたい

 蔓延(まんえん)する新型コロナウィルスでストレスを抱えている人は多いはず。でも、心までやられるわけにはいきません。こんなときこそテレビでお手軽に楽しめるドラマでリフレッシュを!  この春はあまり考えずにクスっと笑えるシュールなドラマが豊作。敬称で終わるタイトルからしてちょっとおふざけぎみ。そのくせ出演する俳優陣はなかなかの粒ぞろいだから、観て損はないでしょう。

猫にふんする松重豊が見もの『きょうの猫村さん』

(※画像「【ミニドラマ】きょうの猫村さん」テレビ東京公式サイトより)

(※画像「【ミニドラマ】きょうの猫村さん」テレビ東京公式サイトより)

 大人気漫画のまさかの実写化が実現した『きょうの猫村さん』(テレビ東京系列/4月8日水曜24時52分スタート)。家政婦として働く二足歩行の猫・猫村ねこを演じるのは松重豊。コワモテ俳優が猫耳の被りものを被って猫村さんに扮するシュールな画に興味が尽きません。
(画像:株式会社マガジンハウスのプレスリリースより)

(画像:株式会社マガジンハウスのプレスリリースより)

 放送時間2分30秒という短いドラマでありながら、家政婦として出入りする犬神家の家族を松尾スズキ、小雪、池田エライザ、染谷将太、そして猫村さんの恩人であるぼっちゃんを濱田岳など人気俳優が演じるなんてとっても贅沢。もふもふの渋い松重豊が彼らと交流する中で温かい関係を築いていく様子が楽しみです。  さらに、主題歌の「猫村さんのうた」は坂本龍一の作曲という気合いの入れよう。これを歌う松重豊のゆるくて優しい歌声もイイ。たった2分30秒にどれだけ予算が注ぎ込まれているのか。そんなところもシュールです。

安達祐実と擬人化ゲストを楽しむ『捨ててよ、安達さん。』

(画像:『捨ててよ、安達さん。』テレビ東京公式サイトより)

(画像:『捨ててよ、安達さん。』テレビ東京公式サイトより)

 安達祐実が本人役で出演する『捨ててよ、安達さん。』(テレビ東京系列/4月17日金曜24時52分スタート)も期待大。  安達祐実が捨てられないモノを捨てていくわけですが、タイトル通り、夢の中でモノが擬人化して「捨ててよ」と本人に語りかけるというストーリー。思い入れのあるモノと話すことができるって、まさにシュール(超現実的)な世界観。そんなこと本当にできるものならやってみたいものです。どんな会話が展開されるのか気になるところ。  そんな捨てられないモノに扮するのが、片桐はいり、貫地谷しほり、北村匠海、じろう(シソンヌ)、松本まりから13人の豪華なゲスト。きっとそれぞれのキャラクターを生かした個性的な役柄を演じてくれるでしょう。
 何より、女子SPA!世代である我らが安達祐実の久しぶりの主演を楽しみたい!『家なき子』(日本テレビ系列/1994~1995年)で主演を務めた頃とほとんど変わらないんじゃないかと思われる容姿と、ご本人いわく、演じる中で見え隠れするらしい素の部分を存分に堪能したいと思います。
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とぼけた千葉雄大にときめきたい『いいね!光源氏くん』
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