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若手女優が、外出自粛に待ってました?! 「外向的な人は大変だと思うけど…」

 10代のころから女優として活動し、早くからその才能を開花させたエヴァン・レイチェル・ウッド。演技派女優として期待された一方で、悪名高きロックミュージシャンとの交際やバイセクシャル告白、過去の性的暴行被害や自殺未遂の公表など、私生活でも注目を集めてきた。そんなエヴァンがこのたび、近況を語った。

22歳の時、自殺未遂を図り精神病棟に入院した

エヴァン・レイチェル・ウッド

エヴァン・レイチェル・ウッド

 アメリカ南東部のノースカロライナ州で、俳優兼舞台監督の父と女優の母のもとに生まれたエヴァン。10代のころより芸能活動を始め、2003年の映画『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』で多感な13歳の少女を演じ、高い評価を得た。  その演技力の高さと美貌から、またたく間に期待の若手女優となったエヴァン。私生活では、2006年ごろより19歳年上のアーティスト、マリリン・マンソンと交際し、話題となった。悪魔的なイメージが強く、「青少年の悪の根源」とされることも少なくないマリリン・マンソンと若手女優エヴァンの交際は、世間の注目と批判を集めた。  マリリンとは婚約までしたものの、破局。その後、元カレだった俳優のジェイミー・ベルと復縁し結婚、男児を出産した。また、結婚前よりバイセクシュアルであることをカミングアウトしていたエヴァは離婚後、女優のキャサリン・メーニッヒと交際し、その後破局したと報じられた。  そして2016年には、過去に2度レイプ被害に遭ったことを告白。パートナーやバーのオーナーにレイプされた経験を明かした。  また2019年には、22歳のときに自殺を図り、精神病棟に自ら入院していたことを公表。それがPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状によって引き起こされたものである説明した。 「私はPTSDを患っていたのにそれに気づいていなかった。PTSDは心の病とされていて、勇敢な軍人だけではなく、数々の原因で引き起こされる」 「私の場合は、複数回に及ぶレイプや長年に渡り深刻な暴力を受けた人間関係によるものだった」  しばらくPTSDの症状に悩まされたいうエヴァンだが、セラピーによる治療を続け、自ら問題に向き合う自信がついたと語っている。

現在は自宅で充実した時間を過ごす日々

 現在、大人気SF・アクションサスペンス『ウエストワールド』でメインキャストをつとめるなど、第一線で活躍を続けるエヴァン。このたび受けた雑誌のインタビューで、自宅での過ごし方について尋ねられた際、こう語っている。 「まずまずよ。それよりも、家を失い、医療を受けられない人たちのことや、経済などあらゆる面で、国がこの事態からどう回復するか。そういったことのほうが心配よ」 「でも個人的に、私は大丈夫。私には仲の良い家族がいるし、子供に自宅学習をさせつつ、ガーデニングやピアノのレッスンなど、いつも後回しにしていることを全てやっている。今はたくさん時間があるから。そして、気を落とさないようにしているわ」  元夫ジェイミーとの間に6歳の息子がいるエヴァンは、新型コロナウィルスの影響で家に留まっている今、趣味や雑用といった普段なかなかする機会がないことに時間を利用している模様。内向的な性格というエヴァンは、こうした日々にも順応できていることに感謝しているそうだ。 「外向的な人は、今本当に大変だと思う。私とか内向的な友人なんかは、『私たちはこの時のためにずっと準備してきた』って感じだから」  これまでつらい経験を味わってきたエヴァンだが、現在は落ち着いた日々を送っているようだ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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