「関西女性は婚活で苦戦する」恋愛コンサルが断言。その“根拠”が意外だった
こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。個別婚活相談や結婚相談所のセミナー講師をしながら、これまで1000人以上の「出会いがない男女」の相談に乗ってきました。
かつて髪はボサボサで化粧もしない「完全なる非モテ」だった筆者。「人は変われる」を自ら実践し、多くの方々の“もったいない”をご指摘してきた経験から、誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。
ここ数年でオンラインの相談が増え、全国からご相談をいただくようになりました。
地域ごとに婚活事情は異なります。今回は、四国出身・大阪在住・32歳の恵さん(仮名)のお話です。2年ほどマッチングアプリを使うものの彼氏ができないという彼女。「出会いはあっても、ピンとこない」ということを繰り返し、最近は2年前より、会った男性にがっかりすることが増えたそう。
年齢が上がることに危機感をもって、私のところへご相談にやってきました。
「周りは30代で結婚する気がない人もたくさんいるんです。30代ってやっぱり厳しいんですかね」
「年齢もあるけど、大阪って首都圏よりずっと女性の婚活厳しいですからね」
「え? そうなんですか?」
大阪市の年齢・男女別人口分布を見ると、0~19歳までは男性の方が少し多いものの20歳を境に逆転。20代~40代は、女性の方が多いのです。
東京には、就職や進学のタイミングで日本中から男性も女性も集まってきます。なぜ大阪では男性の方が多くなるのでしょうか。
地元を離れ都会に行くとなったとき、女性の場合は親から「東京じゃなく近場の大阪にしておきなさい」のように言われることも多いのです。その結果、大阪のような地方の“都”には近隣地域から女性が集まりやすくなっています。福岡・仙台・札幌なども同じ傾向があります。
その結果、女性の方が多く男性が少ない地方の大都市は、女性が婚活をするのに不利な地域なのです。