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安易に始めてはいけない「副業」とは?飛びついてしまった3人のヒサンな末路

恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。 最近、本業とは別に副業で稼ごう、または自己実現をしようとする人が増えているといいます。そんな副業ブームの影響で、自宅で開業できる結婚相談所を副業で始める人が増えています。実際にはうまくいかない人の方が多いのですが、やめる人はひっそり消えるため厳しい実態は見えてきません。
グリーンの花と結婚指輪

写真はイメージです(以下同じ)

そこで今回は、副業で結婚相談所を始めたという3人の男女に話を聞きました。

会社の新規事業として、法人契約で開業したAさん

最初のお話は、勤務先の事業の一つとして2021年に結婚相談所を開業したけれど、すぐやめたというAさん(40代女性・東北在住)です。 彼女は東北の都市部に住み、インフラ関係の中小企業で事務として働いています。勤務先では漠然と新規事業を模索していて、その中心人物がAさんでした。 新規事業には“高齢者タクシー”や“エステ店”など複数の候補があり、結婚相談所もその一つでした。色々ある中で結婚相談所に決めた理由は「初めに話を聞いたから」だそうです。ZOOMで収益モデルを見せられ、WEBだけで開業でき1日数時間の隙間時間でできるという話を社長に報告したら「いいんじゃないの」という反応。そのまま開業に至ったといいます。 パソコンを触る女性Aさんも社長も結婚相談所のことはよく知らなかったけれど、上場企業の担当者から「結婚相談所が今、流行っている」と言われて、そういうものかと思って契約してしまったそうです。さすがに、安直すぎるような気もしますが……。

Aさんの勤務先が支払った明細

Aさんの勤務先が支払った明細は以下です。 ・初期費用(加盟金)1,900,000円…小規模法人プランで契約 ・月会費(毎月)15,000円…開業3カ月後から発生 ・アカウント使用料(毎月)3,800円…担当者1人毎に発生 ・ホームページ代(毎月)5,500円…加盟本部と提携している企業へ支払う 毎月のランニングコストは合計24,300円ぐらいだったそうです。
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マルチ商法のような研修の中身
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