Fashion

86歳、現役アパレルショップ店員の小畑滋子さんに学ぶ「センスを磨く6つのコツ」

 小畑滋子さんは86歳にして、東京・青山のアパレルショップ「call」の現役スタッフ! 週2回店に出て、お客さまに着こなしのアドバイスをしています。  小畑さんに服を選んでもらいたくて遠方から訪れるファンも多く、ご自身のおしゃれセンスも抜群! 先日は『クローゼットには似合うもの、いいもの、大好きな服だけ』(大和書房)を出版しました。  そんな小畑さんにセンスを磨くコツを聞きました。

「おしゃれのセンス」を磨くためにやっていること

小畑滋子さん

小畑滋子さん

 私が好きなファッションのテイストは、若いころからずっと「スポーティエレガンス」。白、黒、グレー、紺などのモノトーンカラーを中心に、ごくシンプルにまとめます。  質のよいものを長く着たいので、流行に左右されないオーソドックスなデザインのものを選ぶようにしています。  シンプルイズベストというと聞こえがいいけれど、それだけだと地味になってしまいますので、ちょっと色を添えたり、インパクトのあるアクセサリーをつけたりなど、ひとひねり。みなさんに「おしゃれ!」と、ほめていただけるのはうれしいですね。 「どうしたら、小畑さんみたいにおしゃれになれるの?」ともよく聞かれます。そこでここでは、おしゃれのセンスを磨くコツをお伝えしようと思います。

センスを磨くコツ①「道ゆく人のおしゃれをチェック!」

 週2回、東京・南青山の「call」に出勤しています。表参道を歩くのですが、そこで道ゆく人のおしゃれをチェック! 特に若い人たちのおしゃれは参考になります。  最近は、フェミニンな服にあえてスニーカーを合わせたり、カジュアルなバッグを合わせたりなど、ちょっと外した感じのスタイルが流行っているようですね。できる範囲で私もまねしています。
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小畑さんのおしゃれの先生は…
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