買い物を頼むと“手間賃”を要求してくる夫。ケチすぎるのか、モラハラか…
うっかり買い忘れた食材や日用品などを、仕事帰りの家族に「買ってきて」と頼むことはごく普通のこと。しかし、西田綾子さん(仮名・34歳)は夫・啓治さん(仮名)に気安く頼めない状況に置かれています。
綾子さんはマッチングアプリで啓治さんと出会い、交際。付き合い始めて半年ほどした頃、啓治さんの金銭感覚に疑問を抱いたことはあったと言います。
「初めて、高速を利用して遠出をした時、後日、クレジットカードの明細書を持ってきて『高速代と、かかったガソリン代を折半してほしい』と言われました」
啓治さんの行動に少し違和感は覚えたものの、綾子さんは承諾。普段のデート代は払ってくれているし、今の時代、男女平等なのだから……と思い、請求された金額を折半しました。
「それまで私が付き合ってきた人はギャンブル依存症だったり、スマホゲームへの課金が多かったりと、お金にルーズな人ばかりだったので、きっちりしている彼の金銭感覚にちょっと好感を持った自分もいました」
以来、啓治さんは高速道路を利用して遠出をした時には必ず綾子さんにかかった費用の半分を請求するように。いつしか、綾子さんもそれを当たり前に思い、疑問を持たなくなりました。
ふたりは、交際から1年半で結婚。自分の給料はお互い別々に管理し、食費や光熱費など、必要な費用な折半して出し合うことに。油断するとかさみやすい食費は、1週間分の献立を毎週金曜の夜に考え、土曜日に買い物に行くことで対策することになりました。
しかし、ある日、綾子さんは週末にカレーのルーを買い忘れてしまい、啓治さんに「仕事帰りに買ってきて」とお願い。
綾子さんは、自宅でイラストレーターをしており、仕事が終わってから買い出しに行くと、夕食の支度が間に合わないと感じ、啓治さんに買い物を頼むことにしたのです。
綾子さんの頼みに、啓治さんは「いいよ」と返答。そこで、啓治さんが帰ったきた時、綾子さんは「食費が入っている財布からカレールーの代金、貰ってておいてね」と伝え、「買ってきてくれてありがとう」と感謝しました。
付き合っていた時に覚えた違和感をスルーしてしまった
綾子さんはマッチングアプリで啓治さんと出会い、交際。付き合い始めて半年ほどした頃、啓治さんの金銭感覚に疑問を抱いたことはあったと言います。
「初めて、高速を利用して遠出をした時、後日、クレジットカードの明細書を持ってきて『高速代と、かかったガソリン代を折半してほしい』と言われました」
啓治さんの行動に少し違和感は覚えたものの、綾子さんは承諾。普段のデート代は払ってくれているし、今の時代、男女平等なのだから……と思い、請求された金額を折半しました。
「それまで私が付き合ってきた人はギャンブル依存症だったり、スマホゲームへの課金が多かったりと、お金にルーズな人ばかりだったので、きっちりしている彼の金銭感覚にちょっと好感を持った自分もいました」
以来、啓治さんは高速道路を利用して遠出をした時には必ず綾子さんにかかった費用の半分を請求するように。いつしか、綾子さんもそれを当たり前に思い、疑問を持たなくなりました。
結婚後、違和感が大きくなった出来事
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