伊藤淳史から妻を寝取る小池徹平、究極の“クズ演技”が光る。「不倫妻」を大胆に演じるのは
妻の不倫を目撃し離婚を決意する“サレ夫の逆襲劇”を描いたドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』（テレビ朝日系、土曜よる11時30分～）が1月20日（土）にスタートします。原作は、大竹玲二による漫画『離婚しない男』。
主人公である大手新聞社の社会部エース記者・岡谷渉を演じるのは伊藤淳史。娘の親権を獲得するべく着々と準備を進めますが、弁護士（水野美紀）からは「父親の親権の獲得率はわずか1割」と突き放されます。
渉は相棒となった探偵・三砂（佐藤大樹／EXILE/FANTASTICS）とともに、妻の不倫の証拠集めに勤しみ、勝率1割の困難な戦いに挑むという展開です。しかも妻の不倫相手・マサト（小池徹平）には秘められた過去もあり、どう考えても一筋縄ではいかなさそう。
今回、そんな“おさむワールド”の主演を務めるのは伊藤淳史。なんてピッタリなキャスティングなのでしょう。唯一無二の存在感で個性派俳優として名高い伊藤。なかでも振り回される役を演じさせたら、右に出る者はいないのではないでしょうか。感情表現が豊かで、観る者を楽しませてくれる伊藤淳史に大期待です。
画像：テレビ朝日『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』公式サイトより
「勝率わずか1割」の戦いに挑む“サレ男”
2024年3月31日で放送作家業・脚本業からの引退を発表した鈴木おさむ氏の、最後の連ドラ脚本となることからも話題を呼んでいる本作。鈴木氏はこれまで脚本家として、ドラマ『奪い愛、冬』（2017年、テレビ朝日系）をはじめとする「奪い愛」シリーズ、『M 愛すべき人がいて』（2020年、同）などを手掛けてきました。 どちらも放送当時は「キャラが濃すぎる」「あり得ないトンデモ展開」「懐かしい昭和感！」などとSNSを中心にかなり盛り上がった印象。本作においても鈴木氏らしい“おさむワールド”が期待されます。
伊藤淳史から妻を寝取る小池徹平、究極の“クズ”演技
一方、妻を寝取る間男を演じるのは小池徹平です。デビュー当時から20代は純粋だったり、真っすぐだったり、爽やかで、ちょっと頼りない役が多かった小池。しかし、30代に突入するとぐっと役の幅を広げていった印象です。 “クズ男”を演じることも度々ですが、いつも小池ならではの愛嬌により憎めないキャラクターへと昇華させているのが秀逸。今回も予告編からすでに光っている究極の“クズ”演技で、伊藤と視聴者を振り回してほしいと思います。
1
2
