『おっさんずラブ』で人気の47歳俳優「面白いおじさんになっていたい」 “常に健康と幸せを願う”意外な相手とは?
年明けから、レギュラーを務める大人気シリーズ『おっさんずラブ-リターンズ-』も好調の眞島秀和さん(47歳)。
主演を務めるグルメドラマの続編『#居酒屋新幹線2』がスタートしました。
そんな眞島さんにデビューから25周年の今思うことや、愛犬「ハナ」ちゃんの近況などを聞きました。
――『#居酒屋新幹線2』は、サラリーマン高宮進が出張帰りの新幹線の車内でご当地グルメを楽しむ、テイクアウトグルメドラマです。前作が人気を博してシーズン2に入りました。
眞島秀和さん(以下、眞島):連続ドラマ枠で放送されていますが、放送が終わって何年か経っても楽しめるドラマです。心地よい温度感になっていればいいなと思っています。
――「食べる芝居」という点で、シーズン2まで演じてみて改めて感じている難しさなどはありますか?
眞島:“食べる芝居”は、確かに芝居において難しいことですが、このドラマに関しては食事をしながら誰かとセリフをやりとりするわけではありません。なので、美味しいものは美味しい、こんな味なんだ、こんな触感なんだと素直に反応するようにしています。
ただ、実景(風景や建物などの出演者がいない撮影カットのこと)は現地で撮って、食べ物もそこで購入していて、僕は行っていない場所もあります。それを新幹線車内シーンで食べる時に、その土地で買って食べたリアクションにしたいなと考えています。
“食べる芝居”についてご質問をいただいたりしますが、グルメドラマはたくさんあるので、みなさん“どういった意識をされているか?”聞いてみたいですね。
――グルメドラマ出演者の会とか、あったら覗いてみたいです。
眞島:(笑)。それぞれ作品のカラーは違うと思いますが、俳優がやっているという共通項はあるので、おもしろそうですね(笑)
――作品のカラーとのお話がありましたが、主人公の高宮進は損保会社の内部監査室からさまざまな土地へと出張する監査員ですね。
眞島:住んでいない土地に一人で行って、粛々とチェックをして帰ってくる設定が、個人的には好きです。職人っぽいところが好きなので。こういう仕事の仕方もあるんだなぁ、楽しそうだなと。
――営業職の人が行ってその土地の人と仲良くなるのはありそうですけど、本作は監査ということで特殊ですね。
眞島:そこに進さんの面白さがありますね。監査は歓迎されないでしょうから。孤独な仕事だなと。そうした設定の面白さはあります。閉じているわけではなく、そんなに開いてもいないという絶妙なところだなと。






