「また永野芽郁か」不倫報道に見る共演者との距離感のズレ――「お兄ちゃん」発言の裏に隠された“悪質さ”の正体とは?
俳優の坂口健太郎さんが一般女性との交際および同棲を『週刊文春』が報じました。その直後、同紙は過去に坂口さんと女優の永野芽郁さんの二股交際があったことも報道。今年春に田中圭さんとの不倫疑惑で批判を浴びた永野さんに再び注目が集まっています。
同紙によると、坂口さんは3歳年上のヘアメイクの女性と4年間交際していたものの、すでに破局。しかし、その女性との交際中に永野さんと親密な関係だった時期があったそうです。一般女性との純愛で好感度が上がった坂口さんでしたが、すぐに“二股男”として急速にイメージダウン。
一方で永野さんに対して「またここでも永野芽郁か」として、ネット上では永野さんの“魔性ぶり”に批判が集まっています。
坂口さんと永野さんといえば、2015年公開の映画『俺物語!!』で初共演し、2020年公開の映画『仮面病棟』でも再共演しています。また田中圭さんとは、2021年公開の映画『そして、バトンは渡された』で共演しているため、永野さんは「共演者キラー」「人のものに手を出す」という世間からのイメージが強固なものになる事態に。
映画共演時の番宣番組やインタビューにて、永野さんは坂口さんのことを「健兄」と呼ぶなど親しげな様子を見せ、「怖い夢を見たときは坂口さんに報告する」と発言していました。また坂口さんも永野さんに対して「妹みたいな存在」と綴っていました。ネットではこの「兄妹」というワードに敏感に反応する人が続出しています。
この「お兄ちゃんみたいな存在」という発言に拒否感を覚える女性が多いのは、その発言の真意が「恋愛する気ないし、健全ですよ」という顔で近づいておきながら、最終的には男女の関係に持っていくという悪質さがあるからではないでしょうか。
男性からすると、相手女性から「お兄ちゃんみたいな存在」と言われれば、男性は「妹のような存在」と自然と認識するでしょう。懐いてくれて、慕ってくれて、なんでも話せて、生意気なことを言われても許せて、自分を頼って甘えてくれて守りたくなる「妹のような存在」。
“妹”フィルターがかかっているために余計に可愛く見えるという現象も起こりうるかもしれません。ボディタッチが多かったり2人きりで食事をしたりしても、周囲にも自分にも「妹みたいな存在だから」という言い訳ができる。こうした状況のため、男性も距離感がバグっていくのではないでしょうか。




