――今回の凱旋個展ですが、何回目の開催になりますか?伊東楓(以下、伊東):4回目になります。画家としては満5年です。2021年の2月末にTBSを円満退社して、その年の3月に光文社さんから初絵詩集を出した後の原画展が、わたしの初個展でした。それが終わってその年にドイツに移住して、ドイツでも5年が経ちました。個展は毎回テーマが違い、今回の個展 “The Blue Within”は「内にある青」という意味です。
――テーマには、どういう意味が込められているのでしょうか?伊東:もともと作品に青が多いと言われているのですが、今回は特に青に強く惹かれている自分がいました。たまに自分のことを水のようなマテリアルだなと思うことがあって、水って青いですよね。空を見ることも好きで、情熱もあるほう。火は青いほうが熱いですし、青はいろいろな意味で現時点の自分を表す色だなと。自分の内なる青を表現したかったんです。