ヒモの長瀬智也を見て、目を覚ませ!?宮藤官九郎が語る、新作の裏話
宮藤官九郎さんが脚本・監督を務め、長瀬智也さんと神木隆之介さんを主演に迎えた異色コメディ『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』が公開中です。
地獄に落ちてしまった男子高校生の大助(神木)の前に現れたのは、ギターでロックを奏でる赤鬼のキラーK(長瀬)だった……! 完全オリジナルで作られた地獄や、小ネタ満載の物語、かっこよすぎる音楽など、期待に違わぬ作品を送り出した宮藤監督に話を聞きました。
――最初に長瀬さんでやりすぎなロックをやろうと思ったところからスタートしたとか。
宮藤:そうですね。長瀬くんとロックの映画がやりたいなと。しかもトゥーマッチな感じのをやりたかったんです。その時点ではまだ、具体的に地獄とは思っていなかったんですが、異空間だったら思いっ切り振り切ってやれるかなと思って。そこから地獄に高校生が落ちてきて、鬼に会うという話になっていきました。
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――地獄に高校生が落ちてくる、その大助役を神木さんに任せようと思われたのは?
宮藤:お話しを考えてから、順番でいうと、長瀬くんが鬼というのと皆川猿時くんが女子高生をやるということだけは、自分の中で決めてたんです。要するに、それくらいの嘘を許してもらえるような世界観にしようと。もともと大助は割と色のない役だったんですが、何となく物足りなくなって来て。それで以前、ドラマ「11人もいる!」で仕事をした神木くんの、振り切れた演技を思い出して、神木くんがいいんじゃないかなと思ったんです。






