弁護士の彼は、ナルシストの最低野郎だった【トンデモ男研究】
浮気男、上から目線男、束縛男……世の中にはいろいろなタイプのトンデモない男がいるものです。最初は気づかなかったけれど、ひどい目にあった!という痛恨の体験談を女性から集めてみました。題して「本当にいたトンデモ男」シリーズ。男を見る目がない人は、教訓にして頂ければと思います。
「『弁護士』という肩書につられて付き合ったら、最悪な男でした」と話すのは、飲食店でアルバイトをしている真由美さん(仮名、32歳)。
「29歳のとき、合コンで知り合ったんです。結婚を焦っていたので、『弁護士』と聞いて一気に食いつきました。でもわたしはフリーターだし、短大卒だし、美人でもないし、(釣り合わないな……)と諦めていたんです。ところが向こうから猛アタックされて、付き合うことになりました」
メールや電話もマメ。デートはいつも高級レストラン。もちろん全部、彼の奢り。しかしだんだんと、(あれ?)と思うことが……。
「愛情表現が過剰で、ところ構わず『可愛い』『好き』『結婚したい』と言ってくるんです。満席のレストランで食事中、すぐ隣に人がいるのに、わたしの手をギュッと握りしめて、目をジッと見つめて、『愛してるよ』とキメ顔で言われたときは、顔から火が出そうになりました」
まるで月9の主人公にでもなったかのような、ナルシスティックな男……。
「メールも多いときは、平日でも1日30通くらい来て、(仕事しろよ、仕事!)と、ウザくなってきたんです。あと超マザコンで、『お母さんに会ってほしい。お母さんに気に入られないと結婚できない』と懇願されて、1ヶ月後には完全に冷めました」
そんな真由美さんが、別れを決意した瞬間があるそうです。
「彼の部屋に行ったとき、仕方なくHしたんです。その後、ご飯を食べに行って、『ご馳走さま』と言ったら、『全然いいよ、もっとイイことしてくれたんだから』と……。(わたしは風俗嬢かよ!)と情けなくなって、次の日、電話で別れを告げました」
“ヤラせてくれた代わりに奢ってやった”と聞こえたという真由美さん。女を侮辱するな! とガマンならなかったとか。
「『やっぱり、わたしたち、釣り合わないと思うの』と、一応、控えめに言ったんです。そしたら、『は? お前みたいな女、弁護士のオレ以上の男と、今後、付き合えると思ってんの?』とブチ切れられました。あまりの豹変ぶりに言葉を失いました」
それで終わりかと思いきや、極め付けにこんなメールが来たそうです。
「別れを告げて3日後、『可愛い彼女ができたよ。振ってくれてありがとう』と……。どうやって3日で彼女ができるんだよ、ブサイクのくせに! 変態プレイのくせに! とはらわたが煮えくり返りました」
【教訓】
肩書きだけにつられると痛い目にあう
それまで経験人数が1人だったという、オクテの真由美さん。さぞかしトラウマになったことでしょう……。でもそれ以来、「ちゃんと中身を知ってから付き合おう」と慎重になったそうで、無駄ではなかったのかも知れませんね。慎重になりすぎて、婚期を逃さないよう気をつけてほしいものです。
<TEXT/女子SPA!編集部 PHOTO/Paul Hakimata>
― シリーズ「本当にいたトンデモない男」研究【1】 ―



