結婚後にうまくいかない女性の特徴。親と仲が良すぎるのは問題!?
恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。
「なぜ結婚するのだろう?」そんな疑問から、プリマリタルカウンセラー(婚前に受けるカップルカウンセリング)の、よしおかゆうみさんに話を聞きました。
【過去記事】⇒「何のために結婚するの?」婚約破棄で考えた家族のカタチ
今の時代、夫婦でいるためには多くの努力と年月が必要で、それによって得られる幸福感が高いことがわかりました。ただ、独身時代を親元で半自立状態のまま過ごしてきた人は、結婚への障壁が高くなるといいます。

昔は結婚するといえば「嫁ぐ」というように、女性が相手の家に入る、すなわち相手の家のルールに従うという暗黙の了解がありました。しかし、男女間の対等な婚姻関係が当たり前の今は、それぞれの家で培ったルールや価値観がぶつかります。
「結婚して家を出るとなると、どうしても実家での生活よりも水準が落ちてしまう。実家暮らしが長い女性にありがちなのが、その覚悟が持てず、結婚後も実家をちょこちょこ頼る生活をする方が多いです。これは、結婚生活を危うくする1つの要因です」
何かあったときに、0から二人で築き上げるというより、判断軸の中にそれぞれの親が加わるので、その分、衝突したり理解し合えないといったことが起きるといいます。
「また、同じような悩みとして、生活水準を変える覚悟については、多くの方がネックになっているようです。結婚や子育てを考えたとき、特に子育ては自分よりも良い環境で子供を育てたいと思う傾向があります。
その結果、収入がネックになってしまい、結婚を迷う人が多いんです。独身生活が長いほど、結婚を機に生活をゼロベースにできるか迷ってしまう。いくらでも出会いがある時代からこそ、理想が高くなってしまうようです」
こういった問題を、プリマリタルカウンセリングを受けに来るカップルにはしっかり話すといいます。
良好すぎる親との関係が、結婚や夫婦生活を危うくする。意外な視点に目が丸くなると同時に、“家族って何だろう?”を自分に問い掛け続けることで、親と旦那さん、そして自分、全員がハッピーになれる道が見えてくるような気がします。

独身生活が長いと結婚に迷ってしまうワケ
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