悩める女子歓迎! ホラーの女王が営む“煩悩”という名のバー

多くのホラー映画に出演し、ホラークイーンの異名をもつ三輪ひとみさん。女優でありながら、赤坂にある隠れ家的なBAR「Bonne eau(煩悩)」の経営者でもある彼女の素顔に迫るべく、女子SPA!がお店に潜入取材しました! ⇒【前編】「日本ホラーの女王が経営するBARに潜入! 店内には切断された肢が!!」はコチラ

壁は結局、自分で作るもの

 悩んでいるというキーワードが出たので、三輪さんが壁にぶち当たったときはどうされるのか聞いてみると。 「壁ってさ、結局、自分で作るものであって、実際にあるわけじゃないじゃない。ここから先に行けない、壁にぶつかった! と自分が思ったときに生まれちゃう。私も『この状況は苦しいな』とか思うことはありますよ。でもそれをどう打破するかというほうに楽しみを覚える。うまくいかないことを悩むんだったら、一歩動けと思っちゃう。ただ、いろいろ悩んでしまう人もいますよね。そんなときは、ぜひこのお店に来てください。お話ししましょう」。うう、なんか、かっこいいっす。
店の前で出迎える三輪ひとみさん

こんなふうに三輪さんが出迎えてくれるかも!(三輪さんが別日に撮影)

そして話は三輪さん自身の恋愛話へ

「恋愛では完全に尽くす派。昔はいろいろあって、すごく落ち込んだり、危ない方向に行っちゃったりもしました。でも最終的に自分自身に戻ってくる。私、お山の大将タイプなんです。三輪車の頃からみんなを引き連れてた(笑)。三つ子の魂百までなんて言いますけど、まぁ、結局はそういうところに戻る」。ざっくばらんにお話ししてくださる三輪さんですが、現在はご結婚されているはず……。 「尽くしすぎてダメになる。本来の性格はお山の大将なわけだから破たんがきちゃうんです、自分の中で。だから器の大きな相手じゃないと難しい。そういう人に巡り合えたというか。昨日まで家事とか完璧だったのに、突然、なんにもやらなくなる。それが1年続いて、また始める。そういうところも諦めてくれている人なんです(笑)」。
三輪ひとみさん

本来の性格はお山の大将タイプだという三輪さん

 無理のない、あたたかな夫婦関係がなんとも羨ましいです。最後となる後編では、大森南朋さんとの大胆濡れ場シーンでも話題を集めた映画、『捨てがたき人々』について伺います。 ⇒【後編】「ホラーの女王が営むバーに潜入取材! 大森南朋との大胆濡れ場の撮影秘話も」に続く <TEXT&PHOTO/望月ふみ> 『捨てがたき人々』はBlu-ray&DVD発売中。 販売元:ハピネット (C)2012「捨てがたき人々」製作委員会 「Bonne eau(煩悩)」HP http://www.bonne-eau.net/guide.php
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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捨てがたき人々

『銭ゲバ』などで知られるジョージ秋山の原作コミックを大森南朋主演で映画化した人間ドラマ。生きることに飽きた不細工で怠け者の勇介は、故郷の港町で顔に痣のある女・京子と出会う。強姦紛いに関係を持ったふたりは、なし崩しに同棲し始めるが…。

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