世渡り上手?「なぜか生き残っている芸能人」ベスト10
何かと入れ替わりの激しいご時世ですが、特に芸能界ではちょっとした油断が命取り。かつて天下を取ったタレントも、あっという間に「あの人は今?」状態に。
そんな弱肉強食の世界にあって、「気が付いたらよく見かける」とか「あの人がいると何となく番組が締まる」なんてポジションに収まって長いキャリアを積んでいる芸能人もいます。
gooランキングでは、男女500人に「『上手いこと生き残ってるなぁ』と思う芸能人」を調査しています。そこで今回はそんな世渡り上手な芸能人について調べてみました。
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「上手いこと生き残ってるなぁ」と思う芸能人ランキング 1~4位
1位 勝俣州和 27.2%
2位 狩野英孝 22.6%
3位 ふかわりょう 19.2%
4位 中山秀征 17.8%
4位 出川哲郎 17.8%
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堂々の1位は、“ベスト短パニスト”こと勝俣州和。和田アキ子をはじめ、ダウンタウン、とんねるずといった大御所を引き立たせる合いの手は見事。そんな彼だからこそ『朝だ!生です旅サラダ』のMC・神田正輝が放つダジャレを正面から受け止め、どうにか笑いに変えられるのでしょう。そこら辺のひな壇芸人にはできない芸当です。
3位のふかわりょうは、本人も語っている通り『内村プロデュース』への出演を機に新たな魅力が開花したと言えるでしょう。濃厚すぎるパネリストが人気の『5時に夢中』で司会を務める姿に、シュールな一言ネタを披露していたときの面影はありません。
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「上手いこと生き残ってるなぁ」と思う芸能人ランキング 6~10位
6位 関根勤 16.0%
7位 つるの剛士 12.8%
8位 野々村真 12.6%
9位 ビビる大木 12.4%
10位 蛭子能収 11.8%
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6位の関根勤がこのランキングにいることに多少の違和感を覚えますが、娘・麻里の婚約発表後、『ZIP!』で親子共演を果たしたのには驚きました。“上手く生き残っている”という以上の強い生命力を感じる出来事でした。
7位のつるの剛士は“ヘキサゴン危機”を乗り越え、今や悠悠自適にも見える活動ぶり。歌手としてなんとなくカバーアルバムブームにも乗っかり、父親としてそれとなくイクメンぶりもアピール。しかし決して出過ぎない。そして引き時を知っている。その軽やかな身のこなしは、かつての経験から得たリスクマネジメントの才でしょうか。
9位のビビる大木は隠れた実力派。出演者だけでなく視聴者も不快にさせることなく確実に笑いを拾っていくテクニックがすばらしい。そんな仕事術をまとめた著作もあるビビる。嫌味だけでなく、抜け目もありません。
10位は蛭子さん。「マンガ描くより儲かるから」とテレビに出るようになったところ、いまでは『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』で何度目かのブレイク。
しかし、ネット上でまことしやかに語られる蛭子伝説が本当だとすれば、“上手く生き残っている”なんて生やさしいものではなく、何度振り払ってもあらわれる悪霊のような存在なのではないかと思うのです。
【調査概要】
gooランキング
http://ranking.goo.ne.jp/ranking/category/022id/NMXUKYUPuSbO/
調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2015年1月19日~2015年2月2日
有効回答者数:500名(男性:250名 女性:250名)
<TEXT/沢渡風太>
