うちの子は今どうしてる?子どもを見守る「腕時計型端末」が登場
「いってきま~す!」
元気に家を飛び出していく子どもの背中は、成長の証し。「大きくなったなあ」とうれしく思う反面、ママとしては複雑な気持ちなのではないでしょうか。
テレビでは、ときおり、子どもが巻き込まれた悲しい事件が報じられます。警察庁の統計によると、平成25年度、犯罪被害者となってしまった13歳未満の子どもは2881人。そのうちわけは、殺人が68人、傷害が548人、暴行は882人、強姦・強制わいせつは1185人、略取誘拐・人身売買94人となっています。
「もし、うちの子が……」と思うだけで、胸が締め付けられる気分になるものです。こうしたニュースになるような事件でなくても、迷子や事故、学区内でのトラブルなどの心配もあります。いつ、我が子が事件や事故に巻き込まれるかもしれず、「うちの子に限って」とは言い切れないのが、ママの不安をかき立てます。
かといって、子どもを家に閉じ込めていくわけにも、四六時中、親が一緒にいるわけにもいきません。しかも仕事を持っているママは増える一方。鳥にでも透明人間にでもなって見守っていたい……親の思いは、昔からずっと変わらないのかもしれませんよね。
でも、今と昔とではテクノロジーが違います。IT技術は、ママの不安を和らげてくれるまでに進化しているのです!
例えば、NTTドコモ(以下ドコモ)の新サービス「ドコッチサービス」(月額使用料280円・税抜)。「ドコッチ01」(4月4日発売)という、通信機能を搭載した腕時計型デバイスを子どもに身に付けさせることで、子どもを見守ることができるんです。 昨年秋に、2015年春発売と発表されたときから、ウエアラブル端末として話題になっていました。
⇒【画像】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=227992
「ドコッチ01」に通話機能はありませんが、加速度センサーを搭載していて、ママは自分のスマホ・PCを通じて、「運動している」「休んでいる」といった我が子の様子を知ることができるとか。
また、ドコモのサービス「イマドコサーチ」(月額200円・税抜)に申し込んでおけば、子どもの居場所を検索することができるし、子ども側から“いる場所”を親に知らせることも可能。「ドコッチおでかけアプリ」をダウンロードしておくと、Bluetoothでペアリングしたスマホとの通信が切れたタイミングで警告、迷子を未然に防ぐ機能もついているんです。
さらに、温度や湿度センサーで、子どもの活動状況とあわせて、夏場の熱中症や冬場の乾燥や風邪対策のアドバイスを知らせてくれるきめ細やかさ。遊びに夢中になる子へSMSメッセージを送れば、我が子の体調管理にもつながりますよね。
腕時計型なので、うっかり置き忘れる心配もなし。携帯電話を持たせるにはまだ早いかな~という、小学校低学年のちびっこにぴったり。ちょっとオトナぶりたい子どもたちにとって、腕時計はかっこうのアイテムですから、喜んでつけてくれるんじゃないでしょうか。
子どもには、自由に世界を広げていってほしい。ただ、もう少しだけママとつながっていてほしい――。こうしたアイテムは、防犯と同時に、ママの子離れステップを助けてくれるのかもしれません。
●ドコッチサービスについて詳しくは http://docotch.idc.nttdocomo.co.jp/
<TEXT/女子SPA!編集部>