「俺は巨乳が好き」「僕は貧乳がいい」などなど、多くの男性はどちらにせよ“おっぱい”が大好き、というウワサはよく耳にします。ええ、耳にしますとも。 　一方、おっぱいを携えている女性にとっては、その大きさ如何によって武器にもなればコンプレックスにもなりかねない、危うい存在……。 　有名女性用インナーブランドの店員として働いているNさん（26歳）は、仕事で何百もの胸に触れているうちに、謀らずも“偽乳”を見分ける方法を身につけてしまったそう。そんなNさんに、豊胸についてズバリ聞いちゃいました！ 　Nさんいわく、もっとも手っ取り早い判別方法は、触ること。 「豊胸している人とそうでない人の違いは、柔らかさにあります。豊胸した胸は筋肉などで硬く、ナチュラルな女性の比ではありません。人によっては、大きくても骨のように硬いおっぱいになっている人もいますよ」（※） 「もちろん見た目で判断する方法もあります。たとえば、横乳が不自然なくらい丸すぎる場合も偽乳の可能性大です。また、見る機会は少ないかもしれませんが、乳首や乳輪にも特徴があります。 　乳首や乳輪の大きさは、胸の大きさに比例していることが多く、巨乳の人にはそれなりに大きな乳首や乳輪が備わっていますが、豊胸っぽい人の場合は、そのほとんどが大きい胸に小さい乳首と小さい乳輪でした」 　乳首や乳輪とは、盲点でした。たしかに、天然の巨乳の人は乳輪も大きな印象があります……！ また、胸の大きさに乳輪の皮ふが伴わず、パンパンに張っている、という特徴もあるそうです。 「私は専門家ではないのですが、聞いた話では、豊胸手術を受けたあとにバストマッサージをしないと胸が硬くなったり、胸の形がいびつになるそうです。もしも、胸元が開いてる服を着た巨乳な人にも、谷間の線が不自然に斜めになっていたりしたら、豊胸手術後のケアをしていない可能性が高いですね」 　そんなNさん、見た目や触感だけでなく、接客中に豊胸のお客さんを見抜いてしまうこともあるとか。 ⇒【後編】「自信の現れ？ 豊胸した女性がやってしまう行動」に続く http://joshi-spa.jp/286885 （※）施術方法やアフターケアによっても柔らかさは変わる可能性あり ＜TEXT／谷口京子（清談社）＞