涙出る…京都に「雪とくらげ」が舞う、この感動風景を見て!
もういくつ寝ると、冬休み。冬の旅行先は決まりましたか? 迷ったときに、まちがいなく満足できるのは……やっぱり世界の憧れ「京都」です!
何十回も京都に通った私ですが、観光にスイーツにコスメにとテンションが上がる冬の京都。澄んだ空気の中響くお経や鐘の音は、なんとも荘厳です。
吐く息も白く、かじかむ手を握り合ってカレと愛を確認するもよし、女友達とゆっくりするもよし。
とはいえ、冬の京都はめっちゃ寒い。冬はお寺の拝観はミニマムにして、屋内施設を回るのがツウの京都観光です。
そこでお勧めなのが京都駅から徒歩15分の「京都水族館」(私も行ったことがあります)。特に、2015年12月26日~2016年3月13日は、「雪とくらげ」と題して、幻想的なインタラクティブアートを楽しめるんです!
インタラクティブアートとは、人の動きに合わせて変化する映像のこと。降り積もった雪の上を歩くと足跡がついたり、水の上を歩くと波紋がふわーっと広がったりします。ファンタジーの中に自分が溶け込んでしまったかのよう……。
→「雪とくらげ」について詳しく見る
で、なぜ「雪とくらげ」かというと、クラゲの赤ちゃん・エフィラは雪の結晶と形が似ているんだそうです。
インタラクティブアート「雪とくらげ」では、ひらひらとエフィラが舞う様子を雪景色に重ねて表現しています。さらに、雪の京都をイメージした静かな音楽、雪を香りで表現したアロマまで。
ああ、癒される…。ひごろのストレスが溶けてゆく…。
ほかにも、ボトルに入れたクラゲを手元でじっくり観察できる「ふわふわクラゲ」などもあり、クラゲの魅力を全力で感じることができるんです。漫画や映画『海月姫』で、クラゲに興味を持った方も多いでしょうが、ますますクラゲファンが増えそうですね。
もちろん、水族館にはクラゲのほかにも、カワイイ生き物がいっぱい。
11月16日に生まれたばかりの、ふわっふわのケープペンギンの赤ちゃんも見られます。ショップで販売しているオオサンショウウオのぬいぐるみもふわっふわ!
→見て! ケープペンギンほか、いろんな生き物はコチラ
それから、水族館内にはカフェもあって、「かいじゅうカフェ」の超カワイイ「すいぞくパン」を食べてみた~い。
ここ数十年は温暖化のおかげで京都市内に雪はほとんど降りません。だけど、この「雪とくらげ」なら、寒さに震えることもなく、”雪の京都”をファンタジーで体験できるんです。こんなイイトコ取りはありません!
京都水族館に行かずして冬の京都は語るなかれ!
【京都水族館】
京都市下京区観喜寺町35-1 梅小路公園内(京都駅から徒歩15分)
年中無休
「雪とくらげ」:2015年12月26日(土)~2016年3月13日(日)
※営業時間、料金等は水族館HPをご覧ください。
http://www.kyoto-aquarium.com/wp/jellyfish/
<TEXT/和久井香菜子 提供/京都水族館>
京都水族館でしか味わえない「雪とくらげ」のファンタジー
ケープペンギンの赤ちゃん、カフェオリジナルスイーツも楽しみ
和久井香菜子
ライター・編集、少女マンガ研究家。『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)が好評発売中。英語テキストやテニス雑誌、ビジネス本まで幅広いジャンルで書き散らす。視覚障害者によるテープ起こし事業「合同会社ブラインドライターズ」代表