ニンニク味噌がうま~い!青森名物鍋“かっけ”を知ってる?

 相変わらず風邪が流行っていますよね。私も流行に乗って、またまた風邪をひいてしまいました……。

 すると、「“かっけ”を食べればいいよ」と友人。彼女は、生まれたときから郷土料理の“かっけ”を食べて育ったので、風邪知らずなのだとか。「え、“かっけ”ってなに?」と興味を持ったので、都内で“かっけ”が食べられるというお店にお邪魔してきました。

かっけ

かっけ鍋

“かっけ”は青森のソウルフード!



 訪ねたのは、京王線の笹塚駅から歩いて6分ほどの場所にある『炉端座八戸 笹塚店』。青森の郷土料理のお店です。

 青森の郷土料理と言うと、『せんべい汁』は聞いたことがありましたが、“かっけ”は初めて聞きました。

「そうなんですよ、“かっけ”はとても美味しくて、栄養もあって自分は一番好きな料理なんですが、世間に知られていないので、もったいないと思うんです」とは、料理も担当している原店長。店長もやはり、小さいころから“かっけ”を食べてきたのだとか。

「実家では、週に一度は必ず食べていましたし、今も自宅でご飯を食べるときは、まず、かっけが食べたくなりますね」(原店長、以下・同)

……どんな料理なのでしょう。

そばと麦の2種類がある



 店長によると、かっけとは青森や岩手の南部地方で食べられている料理で、そばを作るときに出る切れ端を野菜と一緒に鍋に入れて、ニンニク味噌で食べるものだとか。

「切れ端=かけら」が“かっけ”になったという説と、材料がそばなので「(白米を食べるよりも)脚気知らず」だったからこの名がついたという説と、角型だから、方言だから……などと由来は諸説あるうえに、呼び方もかっけではなくて“つつけ”と呼ぶ地域もあるという話。

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=434881

かっけ2

そばと麦の2種類

「しかも、かっけを知っているのは、限られた地域出身の人たちで、同じ八戸出身者でも『食べたことがない』人もいますし、知らない人もいるようです。ただ、どんな人でも一度食べると『これは、ハマる!』と大絶賛。そばが原料の“そばかっけ”と、小麦で作る“麦かっけ”の2種類があり、好みも大きく分かれます」

決め手は青森の“ニンニク味噌”



 では、作り方。

「うちでは、実家伝来の作り方で提供していますので、そのレシピをお伝えしますと、出汁は青森から直送した高品質の煮干しを使います。家庭では、鍋に直接入れていいと思いますが、気になるようなら出汁を先に取って鍋に移し替えるといいでしょう」

 具材は、白菜や長ねぎ、大根、人参、豆腐など鍋に入れる材料ならば、なんでもいいとのことでした。

「鍋に野菜を投入して、煮えたところで“かっけ”を入れ、十分に煮えたら引き上げてニンニク味噌をつけていただきます」

 このニンニク味噌こそが、かっけの要なのだとか。

にんにく味噌

ニンニク味噌

「詳しいレシピは企業秘密ですが、ざっくり言うと、赤みそと白みそを合わせたものにすりおろしたニンニクをたっぷり入れて、みりんや酒、砂糖などで味を調えます。その後、2時間ほどかけて、弱火でゆっくりとアルコール分を飛ばします」

 家庭によっては、長ネギを加えたり、しょうがと麺つゆで食べるところもあるということですが、なんといっても決め手は、「良質なニンニクです」。

……そうでした! 青森の南部地方と言えば、知る人ぞ知るニンニクの産地。国内ニンニクの8割は、青森県で作られているのでした。特に南部地方にある田子(たっこ)町はニンニクの町として有名でしたよね。

ニンニク臭さはなく上品!



 では、味を見ていきましょう。

 鍋に2種類のかっけを入れると、普通のお蕎麦よりも薄いので、3分ほどで火が通りました。それをお皿にとって、ニンニク味噌をつけていただくと……おいしい! そばの味がしっかりとして、その後ニンニクの香りが来ますが、味わうとそれほどニンニク臭くなく、なんというか上品です!

かっけ3

鍋で3~4分煮る。スープは至極の味!

「そうでしょう? 以前自宅で作ったときに、外国産のニンニクを使ったことがあったのですが、青森のニンニクとは全然パワーが違いました」

 そばかっけは、「そばの上品な味わい」、麦かっけは「もちもちとして食感がいい」と、両者甲乙つけがたい美味しさ。そして、これは後でやってくるのですが、後味がいいのでしばらくした後に「また食べたい」と思う味でした。

 ちなみに出汁は入れずにいただくので、スープは飲まないのですが、店長の実家では、スープにラーメンを入れて締めにいただいていたとか。

 そこで今回は少し真似をして、最後に、ニンニク味噌を出汁で溶いて、スープとしていただいてみました。すると、これがもう最高の味! このスープのために通ってもいいと思ったくらいです。

「出汁もニンニクも青森の産直モノを使っていますし、かっけも地元から取り寄せています。風邪の人も、予防したい人も、青森のニンニクとそばで元気になってもらえたら嬉しいです」と、原店長。ちなみに、かっけの麺は通販でも買えるそうです。

……原店長、ありがとうございました!

<TEXT/PHOTO・にらさわあきこ>
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●炉端座八戸 笹塚店 http://robatazahachinohesasazukaten.hp.gogo.jp/pc/

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◆にらさわあきこ

NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛・美容などの分野で取材・執筆活動を行なう。著書に、『婚活難民』(光文社)、新しいつながり方を模索する男女のリアルな姿を描く「未婚当然時代~シングルたちの絆のゆくえ」(ポプラ社)が4月1日に発売(予約開始中)。2015年4月から、「恋愛・婚活研究所」を主宰。幸せになりたい女性たちに向けたワークショップやセミナーなども定期開催している。
●恋愛・婚活・キャリアカウンセリングの受付はこちらから http://ameblo.jp/nirasawa-akiko

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