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キモい…「頼れる先輩」がストーカー化する瞬間

「先輩、頼りになります」。仕事、学校、サークル、ボランティア……どんな場所でも後輩のこの言葉を勘違いし、勝手に恋愛感情を持ってしまう男性が、世には少なからず存在する。また、最初は良い先輩ヅラして近づいてきて、実は一癖ある男だったなんて話も中にはあるようだ。  そんな痛い先輩たちのターゲットにされてしまった、女性たちの被害報告をご紹介したい。 ケース1:早朝まで電話に付き合わされた挙句…… 「社会人になって知り合いを作りたかったのでボランティアサークルに入りました。そこでリーダー格というか、色々と取り仕切っている先輩がいたんです。最初は『精力的ですごいなー』と思っていたんですが、ちょっと仲良くなり始めたころからやたらと、『サークルの方針について相談』といった名目で電話をかけてくるようになりました。でもそんなの数分で終わって、雑談や仕事の愚痴につき合わされるような感じでした。  それが段々エスカレートしてきて、酷い時は平日なのに朝4時くらいまで付き合わされたんです。こっちが電話切りたくて『明日早いんですけど……』と言っても、『いやいや俺も早いから大丈夫だよ!』と一人だけテンション高くて、こちらのことは気にもしない。これは何かおかしいなーと思っていたら、次に会った時、向こうから告白してきたんです。『俺たち話してても楽しいし、気が合うと思うだよね!』って言いながら。 『いや、楽しかったのはあなただけなんですが』とはさすがに言えなかったですけど、もちろん断り、結局そのサークルも辞めました」(東京都・Mさん24歳)  朝4時まで電話に突き合わせるとは、なかなかの身勝手ぶりがうかがえる……。 ケース2:嬉しくない誕生日サプライズ 「新人研修時代にお世話になった先輩がいたんですが、私は最初、東京で研修を受けると地方へ飛ばされました。でも、その先輩から励ましのメールとか来て、最初は嬉しかったんです。研修時代には色々と頼りにしていた先輩だったし、私も色々と相談していたので、ちょこちょこ仕事の相談とかで連絡を取っていました。  でも、何故か伝えていないはずの私の誕生日を知っていて、『祝ってあげるよ!』と言ってきたんです。ただの社交辞令だと思って、『でも、直接会えないし悪いですよー』とか適当に流していたら、私の誕生日の直前になって『君への誕生日プレゼントを買って、宿泊先も予約したから会いに行くよ』って突然、言ってきたんです。  私は『突然そんなこと言われても困ります』と断ろうとしたんですけど、『いや、でももうプレゼントも買って宿泊先も予約してあるから会ってもらえないと困るんだけど……』と軽く逆ギレされました。この時点で、もうこの人とこれ以上関わったらまずいと思い、連絡を絶ちました」(広島県Cさん・23歳)  何故、この先輩は相手の確認も取らずに、先走った行動をしてしまったのか疑問だ。 ケース3:アピールが強すぎでドン引き…… 「北海道から東京に遊びに行こうと思って、大学時代の友人や先輩・後輩たちに連絡したんです。そうしたら、千葉に住んでいる先輩が『俺もその日東京遊びに行くわ!プラン考えておくよ』って言って、『あーありがとうございますー』って任せていたんですね。そうしていざ、上京してみるとその先輩1人しかいなかったんです。  最初は『まあみんな忙しいし仕方ないですよねー』と気にしてなかったんですけど、先輩だけやたらテンション高くて段々先輩と2人でいるのが辛くなってきたんです。初日の夜は、別の友達が来たので3人で飲んでたんですけど、翌日もその先輩とは遊ぶ約束をしていて、私も予定ないし、しょうがないかと思って付き合ったんです。  横浜まで遊びに行って、私が『IKEAに行ったことがない』という話から、IKEAに行くことになりました。でも、そこでも何も買う予定無いのに、でかいショッピングカート引いてやっぱり一人だけハイテンション。なんか私のことを『うーい!』とか言いながら小突いて来たりして、じゃれ合いたかったらしいです。私は疲れて段々素っ気ない返事とかしてたんですけど、急に『同棲するとしたら俺こんなカーテンがいいなー』とか自分の趣味アピールもしてきて……。  その後、駅で外国人に道を尋ねられたんです。そうしたら先輩が結構英語できたので、笑顔で外国人に道を教えていたんです。なんかじゃっかんこっちにドヤ顔アピールしながら(苦笑)。それが終わった後、『今の外国人からいい奥さんだねって言われちゃったよ』と笑顔で言ってきて、もうドン引きでした……。  その後、改札で別れたんですが、メールで『実は君の事好きなんだよね』と言ってきました。最初は『遠距離恋愛とか無理なんで』と断ろうとしたら、『いや!俺遠距離とか大丈夫だから!』とか言い出す始末で……。もうその後はその先輩からのメールも電話も一切無視しました」(北海道Tさん・26歳)  “英語が堪能な先輩”をアピールしても、必ずしも女性にモテるわけではないのに…。 ケース4:初デートなのに全てワリカン! 「会社で、4歳年上の別部署の先輩からデートに誘われたんです。なんか『今日のプランは色々と決まってるんで、俺に任せて!』みたいな感じだったんです。気持ちよくエスコートしてもらえるかなーっと期待していたんですが、自分からオススメして連れて来てもらった映画ではずっと寝てるわ、初デートで朝から晩まで付き合わされたにもかかわらず、『あ、年下だから4000円でいいよ!』という感じで、昼も夜も食事代は全てワリカン。別に奢ってもらうのが当たり前なんて思っていないですけど、初デートで年下だったら奢ってくれるくらいの気概は見せて欲しかったです……」(東京都Mさん・23歳)  その後、何度か先輩に誘われたもののもちろん全て断っているそうだ。    さてさて、先輩風を吹かせているくせに、何とも残念な行動をしている先輩男性たちの話を紹介してきたが、あなたの周りもこんな残念な先輩男性がいるかもしれない。 <TEXT/女子SPA!編集部 PHOTO/Shao-chun Wang>
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。twitter:@joshispa、Instagram:@joshispa
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