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稼ぎはいいのに貯金100万以下。「なぜか貯まらない人」の共通点

 それなりに稼ぎもあるし、贅沢してるつもりもないのにお金が貯まらない人には、驚くほど似通った「生活習慣」や「金銭感覚」、「消費哲学」があった(年収500万円~800万円で「貯金100万円以下」という30代男性200人にアンケートを実施)。男女にかかわらず、貯まらない生活から離脱するヒントにしてほしい。

物欲と数字に弱く、貯金をしたくてもできない

 まず、“貯められない人”のアンケートでわかった家計管理のスタイルを見てみよう。 <貯められない人の家計管理のスタイル> 貯金1 余った生活費を貯金に回している 83% 2 毎月いくら貯金するか決めていない 75% 3 毎月いくら生活にかかっているのか把握できていない 72% 4 節約やお得も気にかけつつ、結局はどんぶり勘定 71% 5 家計簿はつけていない 69% 6 貯金額やローン残高を把握していない 65% 7 来月のカードやローンの支払い請求額を把握していない 63% 8 レシートはもらわない 61% 9 欲しいもののために生活費をつぎ込むことがある 60% 10 今月はカード使いすぎたかなと思うと、ボーナス払いにすることがある 59% 10 カード明細は見ない 59% ※年収500万円~800万円で「貯金100万円以下」とうい30代男性200人(未既婚各100人)を対象にインターネットでアンケートを実施 ===============  ファイナンシャルプランナーの横山光昭氏は「私に家計相談に来る方も、みなさん似たような傾向にありますね」と語る。 「貯められる人はみなさん『先取り貯金』をしていますが、貯まらない人は、先に使ってしまうんですね。物欲が強く、常に欲しいものがあるから、生活費をつぎ込んででも買ってしまううえ、毎月、高額のカードの引き落としがあるので、先取りしようにもできないのです」  どれだけ生活費がかかっているか、貯金額やローンの額がいくらかなどの「把握」ができておらず、数字に弱いのも共通点だという。にもかかわらず、携帯のプランを変えて失敗するなど、ヘタに節約に着手したり、投資に手を出すなど、自分のマネーセンスのなさをわかっていない傾向も見て取れる。 ⇒【調査結果の詳細】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=77890 <TEXT/Simon Krzic> ― なぜかお金が貯まらない人の共通点【1】 ―
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