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桜と小鳥たちの写真にほっこり…中学生写真家・藍沙さんが撮った野鳥

 新型コロナウイルスのせいで、せっかくの春なのに鬱々とした雰囲気……。  そんななか、いま注目の中学生写真家・藍沙さんが、お花見に行けなかった方々のために「オンライン花見」として記事と写真を送ってくれました。
カワセミと桜

お気に入りの、カワセミと桜の写真。どの枝にとまってくれるかということも構図的に大事

 自然のなかで「密閉」「密集」「密接」を避けながら撮ってくれた写真に、心が和みます(以下、藍沙さんによる寄稿)。

桜と小鳥の写真を撮りました

 皆さん、こんにちは! 藍沙です。最近、東京では桜も散り始めましたが、まだまだ寒い日も多いですね(季節はずれの雪も降りました^^;)。ただ今年は、お花見をしたいけど「新型コロナウイルス対策で家にいないといけないから、外に出ない」という人も多かったと思います。
藍紗

撮影では「三密」を避け、マスクを使用しました

 もちろん感染防止も重要ですが、やっぱりずっと家の中にいると息が詰まってしまいます。ですので、外に出なくてもいい「オンラインお花見」を楽しんでいただきたいです。私が撮った小鳥たちと、きれいな桜の写真をお楽しみください。

桜の木にとまったカワセミの写真は貴重な一枚

カワセミが桜にとまる

カワセミが桜にとまるのはレア! 飛んでいってしまう前に、とにかく撮ることが大事

 まずは、「清流の宝石」と言われるカワセミと桜。私はカワセミが大好きで、いつもこの子たちを撮っているのですが、桜と一緒に撮るのは、結構たいへんなんですよ。カワセミは「花より団子」……ではなくて「花より魚」、魚やエビしか食べない偏食家。  桜の花の蜜や、木につく昆虫などには「興味ないね」という感じなので、桜の木にとまってくれること自体が貴重なんです。平日は学校に行かないといけないので、地元で桜とカワセミを撮れるチャンスは年に数日しかありません。しかも土日はお花見に来る人々が多く、カワセミが桜の木に近づいてくれません。
カワセミ背中の方

カワセミは背中の方から撮っても美しい! コバルトブルーが鮮やか

 今年は、まだ人が少ない早朝に川岸の桜の木の近くで待っていて、何とか「桜とカワセミ」を撮ることができました。カワセミのブルーと、桜の淡いピンクは最高の組み合わせですね!

「食いしん坊+ドジっ子」の、かわいいメジロ

メジロと河津桜

河津桜は、ソメイヨシノよりやや早く咲く桜。ピンクが濃く、いい感じ

 お次は、メジロと桜です。よく桜の周りにいるので桜を見ていると、この小さな隣人さんと目が合います。花びらの間から顔を突き出すようにしているのでとてもかわいいです。  メジロの名前の由来は、目の周りの白い模様。近い仲間で目の周りが黒いメグロという鳥がいます。なんだか駅の名前のようですね(笑)。メジロは花の蜜が大好物で、一年中、花を探しています。  夢中すぎて花粉がつき、顔が真っ黄色になっていることがあります。そして、花を落としてしまうこともしばしば、、、。なんだか食いしん坊+ドジっ子でかわいいですよね♪  見た目に反して意外と気が強く、ほかの小鳥とケンカしていることもあります。でも比較的人を怖がらないので、近づいてもへっちゃらです。もしお花見をしているとき頭上から桜の花が落ちてきたら、犯人はこのかわいらしい小鳥、メジロかもしれません。

まるで「不思議の国のアリス」の世界

エナガと桜

エナガは頻繁に枝から枝へ移動するので撮るのが大変だけど、ふっくらしたお腹がかわいい

 この子は、エナガという全長13.5cmほどの日本で2番目に小さい鳥です。体の半分以上が尾羽で、体重はたったの8グラム。500円玉より少し重いぐらいです。エナガが小さいので、桜の花が大きく見える錯覚を引き起こしそうです。  まるで「不思議の国のアリス」の世界にまぎれ込んだような気持ちにさせてくれます。特別珍しくはない鳥なのですが、まん丸なフォルムがかわいいです。人気のシマエナガは、このエナガの亜種なんです。  この子たちは、いつも群れで行動していて、ジュルリ~ジュルリと鳴きながら、木々の間をピョンピョン飛び回り、とてもにぎやか。普段エナガは高い木の上を好むので、こうやって桜の木にとまるのは珍しいことなんです。頻繁に移動して同じところにいる時間が短いので、もしこの子たちが桜と一緒にいるのを見たとしたらラッキーです。
青空と桜は定番

青空と桜は定番

 きれいな桜とかわいい小鳥たちの写真で、この記事を読んでくれたみなさんが癒やされてくれたら、私も嬉しいです! 早く、新型コロナの流行がおさまりますように。 【藍沙プロフィール】 2006年生まれ、東京都出身。小学校5年生から野鳥を撮り始める。2018年9月、グループ展「シマエナガちゃんと仲間たち」(富士フォトギャラリー銀座)に参加。2020年3月に第12回野生動物写真コンテスト(後援:環境省、朝日新聞etc.協賛:富士フィルムイメージングシステムズ)で入賞。愛機は富士フィルムのミラーレス一眼カメラ、X-T3。Facebook:@aiiishaphoto Instagram:@photosaisha <文・写真/藍沙>
藍沙
藍沙(あいしゃ):2006年生まれ。小学校5年から野鳥を撮り始める。2018年、グループ展「シマエナガちゃんと仲間たち」に参加。2020年に第12回野生動物写真コンテストで入賞。愛機は富士フィルムのミラーレス一眼カメラ、X-T3。Facebook:@aiiishaphotoInstagram:@photosaisha
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