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「それ、新作?」が挨拶の読モ界で、私の金銭感覚が狂うまで

私のお給料では到底無理……と気が付く

 収入と支出のバランスがおかしくなり始めた自分に気が付いたのは、前回の撮影で着た洋服をリサイクルショップに売りに行くようになった頃。 私のお給料では到底無理……と気が付く撮影で同じ服は着ないから」と、一度着た服を売って生活費の足しにしていたんですね。それでもよくて数千円。数百円でしか売れないこともあったので食費で消えていきます。 「あ、私今食べるものに困っている」という考えが頭をよぎったとき、ふと我に返ったのでした。  もともとそんなに撮影に呼ばれるような読モでもなかったのですが、出費がかさみそうな撮影は理由をつけて辞退(なんか偉そう、すみません)。悲しいことに、いただいたギャラは交通費で消えてしまう千葉県民でしたから、撮影に参加してプラスになるのは人脈と雑誌に載ることによる満足感。 「ライターとしてなくてはならない存在になってみせる」という当初の野望を胸に抱き直し、そのためには“読モ”をすることで知名度をどう上げていくかを真剣に考え始めるようになったよい失敗経験……ということにしておきましょう。 ―読モ裏話 VOL3― <文/高木沙織> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
高木沙織
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi
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