Fashion

スカーフ1枚あれば、春先のおしゃれは完成。恋の小道具にも…

わたし史上最高のおしゃれになる!』 『お金をかけずにシックなおしゃれ』などの著書があるファッションブロガー小林直子さんが、愛用しているアイテムをご紹介します。
ファッションブロガー小林直子さん

ファッションブロガー小林直子さん

manipuriのシルクバンダナスカーフ

 スカーフはごくありふれた服飾小物です。デパートに行けば、何を買ったらいいかと迷うほど、素材も色柄とも豊富に売られていますし、ほとんどの人が何かしらスカーフのたぐいを持っているでしょう。  それにもかかわらず、スカーフを日常的に使っている人はそう多くはありません。街を歩いてみても、スカーフを身に着けている人は少数派です。簡単に手に入り、ありふれた小物なのに実際に使っている人は少ないのがスカーフというアイテム。
アイテム1 シルクバンダナスカーフ

ありふれた小物なのに、実際に使っている人は少ないスカーフ
(※画像はイメージです)

 スカーフと一口に言っても、無地のもの、チェックやプリンと柄のもの、大きなものから小さなもの、シルクや麻、コットンといった自然素材からポリエステルのものまでさまざまです。  そんなたくさんの種類のスカーフの中で、私がよく使うのが、このシルクバンダナスカーフです。 アイテム1 シルクバンダナスカーフ

シルク100%なので秋口から春のころまでずっと使える

 このスカーフは、いわゆるネッカチーフと呼ばれる、首に巻くのに適した大きさのもので、黄色地に黒と白でペーズリー模様が入っています。  バンダナといえば、通常はコットン100%。ですけれども、これはシルク100%なので、肌触りもよく、秋口から、日差しは暖かいけれども首元が冷たく感じる春のころまでずっと使えます。  ネッカチーフですから、もっぱらこれを巻くのは首元。Vネックやボートネックのセーターや白いシャツの襟を開いて着るときに、このスカーフを巻くだけで首元は暖かくなり、顔周りは華やぎます。

首に巻くときのポイントは素肌が見えるようにすること

 このタイプのスカーフを首に巻くときのポイントは、首を全部スカーフで覆(おお)ってしまうのではなく、どこかしら素肌が見えるようにすること。そうすることで、抜け感が出て、シルクのスカーフが持っている独特の生真面目さや堅苦しさが軽減され、より気軽な感じが表現できます。  シンプルなシャツやセーターを着るときには、スカーフと華奢なペンダントを組み合わせ、首元だけ強調してみるのも面白いです。 アイテム1 シルクバンダナスカーフ また、このスカーフはバンダナと同じ大きさなので、頭に巻くことも、手首に巻いてみることも、もちろんバッグのハンドル部分に巻くことも可能です。大きなスカーフよりも何かと使いやすいのは、このように巻くことができる箇所が多いからでしょう。  それだけではありません。このスカーフは時に、ちょっとした小道具にもなります。
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