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外出自粛でトランポリンが大人気。飛ぶだけで健康に良い3つの理由

3. 転びにくい身体に。運動神経をアップデート!

 大人になると筋力だけでなく身体感覚も鈍っていきます。小さな段差でつまずいたり、ローテーブルに足をぶつけて怪我をしたり……。そんな運動神経の低下もこのトランポリンが解消してくれます。 トランポリンを飛ぶ女性 人間は脳の記録を元に運動プログロムを作成し、更に脳の記録と今の身体の状態(関節の動きや固さなど)を擦り合わせて姿勢をとっています。脳の記録が不明瞭ならば運動がスムーズでなくなりますし、脳の記録と体の状態に強いギャップが生まれると至るところに体をぶつけてしまいます。これが所謂運動神経が低下している状態です。  不安定で弾みのあるトランポリンを飛ぶことで下半身を中心とした「関節や筋肉の状態」と「バランス感覚」を身体が自ら確認できるため、脳の記録が更新されてセンサーの良い身体へアップデートされます。  スポーツジムで皆さんが頑張ってつけている筋力ではなかなかカバーできない「運動神経」はこのトランポリンが鍛えてくれるのです。 ======  ランニングよりも効果が高く、綺麗なボディラインを作りながら運動神経も改善できる今までにあったのに良さに気付けなかったトランポリン。新型コロナの怪我の功名によって良さを発見されましたが、集合住宅などの生活環境や家に出なくても生きられる「新しい生活様式」にこそトランポリンエクササイズがスタンダードになりそうな可能性があります。  運動が嫌いな方、ジム通えない方、最近身体が重くて動きの悪い方、是非トライしてみてください。 <文/ヒラガコージ> 【参考】 “Body Acceleration Distribution and O2 Uptake in Humans During Running and Jumping“(A. Bhattacharya, E. P. McCutcheon, E. Shvartz, and J. E. Greenleaf) “Effectiveness of a Mini-Trampoline Training Program on Balance and Functional Mobility, Gait Performance, Strength, Fear of Falling and Bone Mineral Density in Older Women With Osteopenia“(Markus Posch 1, Alois Schranz 2, Manfred Lener 2, Katja Tecklenburg 2, Martin Burtscher 1, Gerhard Ruedl 1, Martin Niedermeier 1, Werner Wlaschek 3)
ヒラガコージ
柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。Twitter:@fifth_petal
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