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同棲中の彼が自粛生活で急に料理を開始。そこから浮気がバレたワケは?

あっけなく出ていった彼

「売り言葉に買い言葉で、つい『当たり前だ!明日の朝出て行ってよ』と怒鳴り散らしたら、本当に出て行っちゃったんですよ」 「落ち着いたら住所を連絡するから、荷物を送って」と身近な物だけ持って彼はあっけなく去っていったそう。 「彼女のところに行ったのか、なんなのか分かりませんが…こんな不安な時期に独りになってしまいました。でもどうしても許す気になれなかったので」 「元々私が暮らしていた部屋にFが転がり込んできたので、元に戻っただけなんですけどね」とため息をつく明奈さんなのでした。  続いては、夫がチャーシューと味玉作りに目覚めたというエピソードです。

「好きなラーメン屋の味を再現したい」夫

 中澤美奈代さん(仮名・32歳・主婦)は、夫(Kさん・40歳・メーカー勤務)と結婚して6年目。4歳の娘さんがいます。 「リモートワークになった夫が『大好きなラーメン屋さんの味を再現したい』と言い出して、チャーシューと味玉作りに目覚めてしまって」  今まであまり料理をした事がなかったKさん。クックパッドなどでレシピを見ながら試行錯誤し、失敗しながらもやっと納得のいくチャーシューと味玉ができると…。 「私と娘に出してくれて、それが結構本格的で美味しかったんですよ。娘も大喜びでたくさん食べていて、それを見てKもかなりテンション上がっていましたね」 ラーメン

リモートワークのおかげで夫の良さを再確認

 それからも、鶏チャーシューや、オリーブオイルとコショウのきいた味玉などを作ってくれたそう。 「すっかり料理を作る事と、私達を喜ばせる事にハマってしまったみたいで。まぁ料理を作ってもらえるのは助かるし、ちょっと大げさなくらい『美味しい~ありがとう~!』って言うようにしているんですよ」  最初は、後片付けが苦手だったKさんですが美奈代さんが一度つきっきりで教えてあげたら、次からはきっちりとやってくれるようになったそう。 「私の片付け方を素直に守ってくれて、やっぱり真面目な人だなぁと改めて好きになりましたね。まぁ欲を言えばもっと他のメニューも作って欲しいですが(笑)」  そして、家で真面目に仕事をしているKさんを見るのが新鮮で、その姿をのぞくのがお気に入りの時間なんだとか。 「コロナは恐ろしいですし、はやく収束して欲しいですが…リモートワークになったおかげで、Kの良さを再確認できた事は思わぬ収穫でしたね」 <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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