占いを信じて会社を辞めた女性、その後の“人生急降下っぷり”が凄かった
ランチ代をおごってほしいと言われる
「約束をしたら、夏菜子から『言いにくいんだけど、当日きちんと占いをさせてもらうから、ランチを御馳走してもらえないかな?』って言われたんです。別に1回おごる程度は構わないけど、どうした?ってびっくりしました」
久々の再会をすると、夏菜子さんは相変わらず熱量高く「心の向くまま」を実践中。ただ前回と違ったことが2つありました。
彼女の近況を聞いて引く
「夏菜子はそれでも『必要なものは自然と巡ってくる』と言い張っていたのですが、D氏の占いから9ヶ月。必要なものがむしろどんどん彼女から引いていく印象があり、私もちょっと引いてしまいました」
チエミさんは占いを受け、ランチをおごり、彼女の熱い近況を聞きましたが、別れたあと「これって何のボランティア?」とモヤモヤし、少なくとも彼女がまともに戻るまでは縁を切ろうと決めたそうです。
この縁切りも、夏菜子さん的には必然なのか……。ちなみに彼女は今も毎日、SNSで占い師としての活動を頑張っていますが、「ビンボー占い師に占ってもらいたい人っているのか?」と、首をかしげるチエミさんでした。
―シリーズ「人生の転機で変わったもの、変わらなかったもの」―
<文・しおえり真生> 1
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