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東京のキラキラOL、地方転勤になって移住まで検討。どんな心境の変化が?

 4月7日から約1ヶ月半続いた緊急事態宣言がようやく全国で解除されました。やっと外出できるとホッとしている人も多いかもしれませんが、今回はコロナ禍のなか転勤で東京を出た女性に話を聞いてみました。
東京のキラキラOL、地方転勤になって移住まで検討。どんな心境の変化?

画像はイメージです(以下同)

東京での遊びはやりつくした

 岡田まりあさん(仮名・27歳)は大手IT企業で働く営業職。有名大学を出て、業界最大手に近い企業でバリバリに働いていた彼女ですが、3月末に地方への転勤となったそうです。 「一都三県で育って、大学からずっと東京で過ごしました。いろいろな出会いも多くて、東京での遊びはだいぶやりつくしたんじゃないかと思っています」とこれまでの生活を振り返ります。 東京での遊びは一通りやりつくした「学生時代はインカレサークルでクラブを貸し切ったりしましたし、社会人になってからも、合コンやパーティなど出会いの機会も身の回りに常にあって、港区で男性に散財してもらって遊ぶ時もありました  ずっと、東京のそういう『キラキラした感じ』が好きでした。新しい出会いの幅の広さや、手の届くところに大好きなブランドショップがあることなど、この華やかさは東京でしか味わえないと思っていました」  ところがそんな岡田さんのキラキラOLライフに異変が訪れます。

アラサーになって体力的にもキツくなった

「アラサーになって夜遊びにもだんだん体力の限界を感じ始めたんですよね。あんなに楽しかった飲み会にあまり行かなくなったのは去年くらいのことです。たまたま声帯にポリープができて、お酒を飲めなくなったことをきっかけに、私は目が覚めたみたいに、あまり夜遊びをしなくなりました。  そうこうしているうちにコロナ騒ぎが起こって外出自粛になったけれど、私はあまりそれが辛くなかったんです。ここ半年は、ずっと家に引きこもって動画ばかり見てましたから」と岡田さん。 アラサーになって体力的にもキツくなった「そんな時に転勤の話が来て、『福岡へ出向してくれないか』と言われました。今までの私なら、絶対に受けてなかったけど……。もういいかなって思ったんです。人が多いのにも疲れたしなって」  岡田さんのいう東京ならではのキラキラさは確かにありますが、ずっと遊んでばかりいるのもけっこう疲れてしまうものなんですよね。最近はアラサー以降の落ち着いた年齢になって、田舎に家を建てたい、ゆっくり暮らしたいと考える人も少なくないように感じます。
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実際住んでみてどう? 後悔は?
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