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彼が他の女性としてるのを見たい…この気持ちの正体は何?|性活相談

“モノ”として大切にしているだけ

 あなたは彼を大切に思っていますが、それは自由な意志や感情や欲望を持つ“人”としてではなく、単純な構造(内面)で出来ている“モノ”として大切にしています“モノ”として大切にしているだけ だから、NTRが成立するのです。“寝取られ”も“寝取らせ”も、大切なその人が“モノ”になっているのです。だって、取られるという発想は、人を“モノ”として見るから成立するのです。  人を“モノ”として見ることを、僕たちは無意識にしています。親子関係でも、友達との間でも、会社においても、人間関係を所有という観点で捉えがちです。僕が言いたいのは、そういった価値観に良い悪いといった判断をすることではなく、ただ単に自覚していくことが必要であるということです。無意識にそういったことをしていると、いつまでたっても愛がわかってきません。

嫉妬や執着は愛の証拠にならない

嫉妬や執着は愛の証拠にならない 嫉妬は愛の証拠ではないんです。執着、それは所有という錯覚が生み出すもの。嫉妬、恋の本性が自己中心的だから起こる現象。所有の価値観が根深いほど執着は強まり、嫉妬も然り。世の中には、嫉妬を愛の証拠とする物語や歌がたくさんありますが、そうではないんです。  僕たちは所有、つまり支配関係の支配側か被支配側のどちらかにいる関係に慣れすぎてきたから、愛がわからないのです。愛がわからなくたっていいんですよ。でも愛の謎を解きたいのは人間の本能に基づくものな気がしますから、そこから逃れられないと僕は感じています。人は本能的に愛を求めています。  あなたが今している事は間違っていません。でも正しいわけでもありません。ただ、愛ではありません。相手と同じ目線で向き合えていないから。
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