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「ゆるゆるだ」ひどい言葉を言ってくる男と、どうしても別れられません…|性活相談

AV男優・森林原人の性活相談 第180回】

私は愛されていないのでしょうか?

私は愛されていないのでしょうか?<

写真はイメージです(以下同)

相談者:匿名・40歳・独身  はじめまして。私は離婚歴一回、子供なしの40歳独身の女です。最近不倫ですが52歳の男性と度々会って体の関係を持っています。出会って3ヶ月、その彼は初めこそすごく優しかったのですが、最近「ゆるゆる」「ガバガバ」「臭い」という言葉をはかれます。  それに対して自分でも色々調べて努力は重ねてきました。でも、耐えかねて「別れたい」と言っても、「俺のカラダを忘れられないだろう! なくなってほんとにいいのか?!」と問い詰められ、寂しさもある私はその度に自分から謝って許してもらって離れられずにいます。  でも正直、罵倒されるのはとてもツラく、こんな思いをするなら一生一人の方がまだいいとわかってはいるものの、離れている時間はマメにメールや愛の言葉をくれます。  でもやはり、これは本当に愛されてはいないのでしょうか? 今まではどちらかと言うとサバサバした性格と言われてきたほうです。40歳でこんなご相談をするのはお恥ずかしいんですが、私がおかしいんでしょうか?

森林の回答

 勇気を出して相談してくれてありがとう。男女の事は2人の問題だから、と自分たちだけで、もしくは自分1人でなんとかしようとしがちですが、誰かに相談することがすごく大切です。相談することで自分の内面が少なからず整理されるし、回答から客観的な視点を知ることになります。それらによって、自分の中に芽生えている違和感や疑問に確信が持てます。  自分が思った感情(好き・嫌い)や感覚(しっくり感・違和感)を素直に信じれられればいいのですが、なかなかそれができないから第三者に相談し打ち明けることが大切なのです。回答の中で僕が説明することをあなたが受け入れるか、それとも違和感を持ち聞き流すかはあなたの自由ですから好きなようにしてください。とにかく自分の感覚を信じることだけは心がけてみてください。

2人の関係は愛ではなく支配・依存

2人の関係は愛ではなく支配・依存 まずは、愛の定義を説明します。愛とは、「相手のことが好きで、肉体的、精神的、またはその両方で近づきたいと望みつつ、その人の意思や感情を尊重し、自分の望みに沿わなかったとしても相手のあるがままを受け入れること」です。ポイントは、相手を欲しいと思う“欲望”と、相手のあるがままを認める“理性”が対立せず、矛盾のまま両立しているところです。コントロールしたい気持ちと、そのコントロールを手放す成熟した精神(自他の尊重)が備わらないと愛することはできません。  この定義からすると、彼はあなたを愛していません。あなたも彼を愛していません。2人は支配関係にあります。それは共依存と言われる状態です。支配というのは、する側とされる側が存在するから成立する関係です。どちらか一方だけでは成立しません。一方の存在がもう一方の立場を保障するので、相互に依存しているわけです。  彼はあなたを支配することで、自分の優位性を確保し「俺は素晴らしい優れた男なんだ」と思い込めます。あなたは彼の支配下に入ることで、上辺の寂しさを克服し、誰かに必要とされていると思い込めます。自分の存在を認めるために相手を必要(利用と言ってもいいぐらい)としていますが、本質的な部分で相手を受け入れている(認めている)わけではありません。なぜなら、その相手でなければ成立しないわけではなく、代わりの人でも済むからです。
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