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産後、姑が毎週持ってくる「自家栽培の野菜」。迷惑がる私は性格悪い?

 結婚したら避けて通れないものといえば、義実家との付き合い。最近では、極力コンタクトを取らないようにしている女性も多いのかもしれません。  しかし、出産ともなるとそうはいかないようです。今回は、妊娠がきっかけで義母との軋轢(あつれき)が生まれたという女性を紹介します。

里帰りできず、産後は夫婦の家に義母がくることに

妊娠

写真はイメージです(以下同じ)

 岡林由香さん(36歳・仮名)は、昨年に出産して以来、義実家と距離を置いているそうです。 「私は、母子家庭で育ったんです。母も高齢で、育児を頼めないし、実家は東北の田舎のほうで、交通の便もよくない。私は高齢出産だったので、里帰り出産するよりも都心の医療設備のきちんとした病院で出産することにしたんです」  由香さんのように、産後は夫と協力して育児をしたり、ベビーシッターを利用したり、産後入院が可能なケアセンターなどに入院するなど、今は選択肢も多様化しています。 「私も金銭的な余裕があれば、ケアセンターへの入院や、シッターなどを頼みたかったのですが、夫の実家が関東近県にあるため、夫は『うちの母に頼めばいい』の一点張りでした」  義実家との付き合いは、それまではどのくらいであったのでしょうか。 「義母は、会うたびに『子どもはまだ?』と口にしていたので、新年やお盆しか顔を合わせないようにしていました。妊娠を伝えたときも『私が神社にお参りに行っていたから』と言ってきて、面喰らいました」

面会に“自家栽培の野菜”を持って現れた

 義実家との温度差を感じたという由香さん。帝王切開をすることになり、出産日よりも少し早く入院することになったそうです。 「夫は仕事で忙しいため、忘れ物や食べ物の差し入れを義母に持ってきてもらうことになっていたんですが、面会の時間が決まっているのになかなか現れなかったんです。心配になって、何度も義母のガラケーに電話しました。一度も出ないので困っていたら、突然、病室に大きなリュックをしょって現れたんです。  私が何度も電話を掛けたことを伝えると、『携帯は重いから置いてきちゃった』と一言。それなのに、リュックからは、タッパーに入った自家栽培のキュウリやナスが出てきました。思わず言葉を失いましたね……」  義母としては、厚意で持ってきたのでしょうが…。
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退院すると、自宅はガラクタの山に……
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