過度な冷房は身体を冷やすだけではなく、肌の乾燥を引き起こします。解決策は、身体の中から温めること。身近にある食材で、内蔵と肌を守りましょう。
☆豚肉とパイナップルのキムチスープ
☆豚肉とパイナップルのキムチスープ
【材料】
※5日分。カッコ内の分量は2人分。
豚もも薄切り肉 6枚(3枚)
パイナップル(輪切り・缶詰でも可) 4枚(2枚)
にんにく 1かけ(1/2かけ)
長ねぎ 1/2本(1/3本)
にら 1/2束(1/3束)
しめじ 1/2パック(1/3パック)
白菜キムチ 150g(100g)
サラダ油 適量
豆板醤 小さじ2(小さじ1)
酒 適量
鶏がらスープ 3と1/2カップ(2と1/2カップ)
しょうゆ 大さじ1(大さじ1/2)
<作り方>
1 豚もも肉は3等分に切る。パイナップルの輪切りは8等分に切る。
2 にんにくはみじん切りに、長ねぎは小口切りに、にらは2㎝長さに切る。しめじは石づきを取ってほぐす。白菜キムチはざく切りにする。
3 鍋にサラダ油を熱し、弱火でにんにくを炒める。豚肉、豆板醤、酒を加え、豚肉の表面が白くなるまで炒める。
4 3に鶏がらスープを注ぎ、にら、しめじ、白菜キムチを入れてひと煮立ちさせる。
5 パイナップル、ねぎを加え、しょうゆで味をととのえる。
このスープのポイントは、「豚肉なら新陳代謝を上げるビタミンA、E、B1がすべて摂れる」「キムチのカプサイシンで体温を上げる」「にら、にんにく、ねぎにはアリシンが含まれている」。このアリシンですが、ビタミンB1と結合するとアリチアミンという成分に変換され、長く血中に留まることが可能になり、長時間疲労回復のために利用されるのです。この食べ合わせ、すごくないですか。さらに、パイナップルの酵素が豚肉の消化を良くしてくれるのです。
今回は2品のスープをご紹介しましたが、「吹き出物が気になるとき」「肌のたるみ、シワが気になるとき」等々、四季折々の悩みにそったスープがたくさん載っています。1週間に1~2度作って冷凍しておけば、すぐに対処できます。薬やサプリに頼る前に手作りスープ、あなたも試してみませんか。
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小説家・森美樹のブックレビュー―
<文/森美樹>
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