妻の作るカレーは毎回チキン、別の具を頼んだら激怒され…悩む夫の胸中
自分のファンの女性と結婚したけれど
「僕の単行本が出てサイン会が行われる事になったのですが…K子が『あなたは私からの誘いにホイホイ乗ってきたんだから、ファンからアプローチされたら絶対にすぐ浮気するに決まっている』とサイン会を中止するよう言ってきたんですよ」
ですが、単行本をたくさん売るためにもサイン会は大切なイベントです。寛也さんは「絶対に浮気なんてしないし、ファンの人達がいるから僕等の暮らしが成り立っているんだから」とK子さんをたしなめ、サイン会は無事に行われる事になりました。
「でもK子からの条件つきで、サイン会の間、ずっと僕の横にいてファンとの会話を一言一句聞き逃さないようにしてていいならと言われて…仕方なく『分かったよ』と答えました」
ファンレターやSNSも妻にチェックされて息苦しい
「それから数回サイン会をしていますが、毎回K子が見張りに来ますね。とにかく若いファンの女の子に目を光らせていて、Twitterのリプライや、たまにDMもチェックされて…はっきり言って息苦しさを感じています」
妻に少しでも文句を言おうもんなら、烈火の如く怒りだし、寛也さんはその勢いに負けて何も言えなくなってしまうそう。
「怒らせてしまうと、落ち着くまでに最低1週間はかかるので大変なんですよ。だったらもうK子の好きにやってくれ、とあきらめに似た投げやりな気持ちです」
「僕はそんなにモテないから、そこまで心配する事ないんですけどね…」とため息をつく寛也さんなのでした。
<文&イラスト/鈴木詩子>
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