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驚きの嘘つき妻。障害者のフリで手当1.3億円を不正受給、夫もダマされた手口は/英国 

 全聾(ぜんろう)の作曲家として脚光を浴びたものの、すべて嘘だという疑惑が暴露された2014年の「佐村河内守(さむらごうちまもる)騒動」を思わせる事件がイギリスで起きました。  15年間、全盲であるフリをし続けて障害者福祉手当などを不正に受け取っていた女性が、今年6月に3年8ケ月の刑を言い渡されたのです。  ところが、一緒に暮らしていた夫は妻がそんな悪事を働いていたとはつゆ知らず、「私はダマされていた。妻を許さない」と主張しているとか。一体どういうことなのでしょうか?

市民の税金を不正入手、豪華クルーズや高級エステに散財

 英国版YAHOOニュースの取材によると、複数の詐欺容疑で2017年に逮捕され、今回有罪判決を受けたのは、チェシャー州出身のクリスティーナ・ポムフリー(65)。  彼女はこれまで、「自分は完全に盲目で多発性硬化症を患っており、車椅子生活を余儀なくされている障害者だ」と主張し、100万ポンド(約1億3000万円)もの障害者福祉手当を不正受給してきました。  2017年、彼女の言動を怪しんだ捜査官が監視カメラを設置したことにより、車を運転する姿や孫を学校まで迎えにいく様子、新聞を読み、介助なく普通に散歩する様子が、バッチリと記録され、その主張がすべて虚偽であることが明らかになったのです。  同年に逮捕された時、クリスティーナは「捕まってホッとした」と警察官に語り、不正に得た障害者手当はチャリティーやそのお金を必要としている人たちに寄付したと証言。  しかし、保釈されている間も詐欺行為を続け、100万ポンドのお金はカリビアンクルーズなど贅沢な旅行や高級エステ、ブランドものの衣服などに浪費されたことが分かっています。  納税者を騙(だま)す行為に、市民からは「許せない」と怒りの声があがり、裁判官も「15年以上にわたり市民を騙した罪は重い」として、先月クリスティーナに3年8ヶ月の実刑を言い渡したわけです。
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夫にも、とんでもない嘘をついていた
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