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小池百合子知事からコロナ患者への直筆手紙。筆跡からみる性格タイプとは…

「小池百合子都知事から、直筆の手紙をもらった」。そんな報告と手紙の画像が、編集部に寄せられました。送ってくれたのは、7月に新型コロナ陽性の判定が出た軽症者。療養中のホテルで渡されたといいます。
小池百合子都知事によるコロナ軽症者への直筆手紙

小池百合子都知事によるコロナ軽症者への直筆手紙

 軽症者に渡されるこの百合子レターは以前から話題になっていて、実際に受け取った人が投稿したSNSでは「すてき!」「気遣いが素晴らしい」と高評価のようです。しかし、一部では「選挙対策」と揶揄する声も……。  たしかにうっすらあざとさを感じさせる「手紙攻撃」ですが、筆跡心理学を用いれば都知事の性質も見えるというもの。ということで、筆跡アナリストで心理カウンセラーの筆者が、手紙の字から小池百合子知事を読み解いてみました

大きさにメリハリをつけた字は波乱万丈を好む

『女帝 小池百合子』(石井妙子)

『女帝 小池百合子』(石井妙子)

 パッと見た印象として、字の大きさが大きいものと小さいものが混在し、メリハリのある書き方をしています。このように字の大きさが大小入り混じっている書き方をする人は、変化を好みます。いつも同じ状況が続く生活や平凡な生き方に飽き足りず、自ら波乱万丈な人生を選ぼうとします。  キャスター、国会議員、大臣、都知事と、さまざまな職業や地位を選んできた小池氏だけに、やはり次々に新しいステージを目指したいという気持ちが強い方のようです。

リーダーシップよりも協調性重視

「検査」「事」「都」など、2画目の縦棒がほとんど上に出ていません。リーダーシップのある、向上心の高いカリスマタイプはここがグンと上に伸びているのですが、小池氏の字のようにほぼ出ていない人は、協調性を重視するタイプです。  実は大企業を経営している社長さんなどは、社員との協調性を大事にしようとするためこのタイプが多いのですが、小池氏も都の職員や都民、国とのバランスを取ろうとして、苦労している様子。難しい立場ではありますが、首都を率いる立場にしては、もう少し強いリーダーシップが字から見えると頼もしいように感じます。

仕事は早いが責任感は……?

 全体的にハネが弱く、最後を流すような字になっています。ハネの弱い字を書く人は仕事が早く、チャチャッと片づけられる人。その反面、しっかり確認ができていなかったり、抜け漏れがあったりと、周囲からは「責任感がない」ととらえられる場合があります。  一見動きが機敏なのでデキるタイプに見えるのですが、ふたを開けると「仕事の完成度が低い」パターンが多いのです。 小池知事の手紙 子 しかも、興味深かったのが、最後の名前の「子」のところだけ思いっきりはねているところ。「終わりよければすべてよし」感が出ています
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“切れ味抜群”を表す筆跡も……
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