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有吉、占いはインチキだとバッサリ。“スピリチュアルVS芸能人”対決ふり返り

松尾貴史 批判しつつも愛してる?!

 松尾貴史は、『オカルトでっかち』『なぜ宇宙人は地球に来ない??笑う超常現象入門』など、心霊やUFOにまつわる批判本を著作に持っています。とはいえ、彼はもともとはタロットカードに夢中で不思議モノが大好きなオカルト少年で、スプーン曲げを自らの特技としていたほど。しかし現在は、オカルトの批判的愛好者という立場を貫いています。  彼が説いているのは、スピリチュアルにハマる人が陥りがちな錯覚や思い込みの危険に警鐘を鳴らし、はじめて体験することに「ちょっと待て、おかしいぞ」と疑うべきという健全な懐疑精神。怪しげな話のウソと矛盾を笑って楽しもうという視点で、今もスピリチュアルをある意味では愛しているようです。

カンニング竹山 理論的でないから信じられない?!

 常日頃から「霊はいない」と断言しているのがカンニング竹山。『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(AbemaTV)では、たびたび心霊現象の体験者やスピリチュアルを信じるアイドルをゲストに招いては「やっぱり信じられない」と話しています。  心霊アイドルのりゅうあには、「霊に酔ってる。そういう女は男に騙されやすい」と警告。さらに臨死体験をしたというスピリチュアルアイドルの疋田紗也にも「心が弱い」「もっと楽に生きた方がいい」と現実的なアドバイスを行っていました。  ただし、怪談作家の山口敏太郎がゲストの回で「外宇宙という世界が存在し、この世界そのものは実は仮想現実。霊現象はバーチャルの世界の中でのバグやハッキングによる影響」「(人間が科学的に進歩したら)神の域に行こうとすると思います」という説には渋々ながら納得した模様。「宇宙的な考えになった方が、やっぱり霊なんかいないんだなって気持ちになる」と少々理解を示したようでした。  占いは本当に当たるのか?幽霊はいるのか?UFOは実在するのか?信じるも信じないも自分次第とは言いますが、有名人のスピリチュアル論争はこれからもまだまだ続いていきそうですね。 <文/もちづき千代子> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama
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